追撃振り切り、決勝へ!

[硬式野球部]仏教系四大学野球大会1回戦 対愛知学院大学
 第43回仏教系四大学野球大会が8月20日、龍谷大学瀬田校舎野球場で行われた。結果と出場メンバー(駒大のみ)は以下の通り。


7回までを2失点に抑える好投を見せた海田=龍谷大学瀬田校舎野球場で(矢萩祥恵撮影)


愛知学院大 000 110 010 3
駒   大 200 010 10× 4


      打安点
(8)小 林 410
(4) 林  210
(6) 岡  300
(3)5笠間 311
(7)谷 口 312
(9)民 法 300
R9佐野逸 110
DH赤 木 200
HD森 田 100
HD嘉 数 100
(5)増 本 310
PH椎 葉 100
 2大下聖 000
(2)上村新 300
PH三 戸 000
PR柴 田 000
 3白崎浩 000
     計3063

二塁打=林、小林、笠間

      回 打安責
 〇海 田 7 2542
  白崎勇 2 821

初回、2失策から好機を広げ2死ニ、三塁とすると、5番・谷口飛翔(法2)が中前安打を放ち、2点を先制する。5回に同点に追い付かれるが、すぐに突き放し、7回の笠間将裕(商3)の左越二塁打でさらに追加点をあげ、試合を決めた。
先発・海田智行(経4)は3本の長打を浴び、被安打4ながら2失点。しかし、それ以外はテンポ良く打ち取り、試合の流れを作った。継投した白崎勇気(営2)も長打から得点を許すが、最終回は3人で抑え、追撃を振り切った。

◆小椋正博監督
「(チームの状態は)秋に向けて順調にきている。内野手にエラーが出なかったり、そういうところを詰めてやっていければ。選手みんなが切磋琢磨して高め合っている。監督として一生懸命やっている子をしっかり見てあげないと。試合に出て、自信をつけてもらいたい」

◆海田智行
「(今日は)普通、というか、まあまあ。最近は悪くないので。試合は作れたかな。(前半は奪三振が多かったが)相手が早打ちだったので、意識はしていなかったけど。(完投は)考えていたから球数を少なくしたかったが7回で100球じゃ…無理ではなかっただろうけど、今はそういう必要ないので。(この夏の期間は)オープン戦でも完投してるし。(本塁打された球は)チェンジアップ。(秋季リーグは)最後なので、4年間がこのシーズンの為にあったと言えるように」

◆笠間将裕
「(今日の試合は)3回のチャンスがあって、最後に打てたことは自分にとってよかった。自信につながった。(7回の打席では)1、2打席のことは考えず、打てなかったらしょうがないって感じで開き直っていた。"俺が打たなきゃだめ"という気負いはあまりなかった。(夏の合宿やキャンプでの練習を通して)技術とか目に見える成長より、精神的にチームを引っ張っていこうって思うようになった。(秋季リーグは)絶対に1部に行きます」

◆谷口飛翔
「(初回の先制打は)いつも自分がカバーしてもらっているので、笠間さんが打てない時に自分がカバーできればと。気持ちで相手投手に勝っていたので打てると思っていた。キャンプには最初からいなかったが、いつ合流してもいいように準備をしていた。(リーグ戦に向けて)打って、守って、走って、自分がいないとダメだと思われるようになっていきたい」


※仏教系四大学野球大会
 仏教の思想を大学の理念とする、四大学(駒大、立正大、龍谷大、愛知学院大)の硬式野球部が毎年行う交流戦。駒大は過去に23回の優勝を果たしている。

なお、決勝対立正大戦は明日21日、午後13時から同球場で行われる予定。

■球場アクセス
JR「京都」駅から米原方面へ「瀬田」駅下車、バスで約10分

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