好守が光り、3戦目につなぐ

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ
 東都大学準硬式野球秋季リーグ対帝京大2回戦が9月18日、小野路公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


テンポの良い投球で完投した宮崎=小野路公園野球場で(袴田麻友撮影)


3回、適時二塁打を放つ服部=小野路公園野球場で


帝京大 100 000 000 1
駒 大 103 010 00× 5

      打安点
(2)牧 内 300
D 鹿 嶋 300
(8)9小笠原 510
(3)5黒 川 410
(7)道 場 210
H7鈴 木 320
(9)八田野 301
8 高橋淳 000
PH伊 藤 000
R8脇 坂 000
(5)服 部 312
H3田 中 100
(4)山本泰 212
(6)加 藤 420
     計3395

二塁打=道場、服部、山本泰

     回 打安責
○宮 崎 9 3481

初回、先発・宮崎徹郎(経3)は、自らの失策などで無死一、三塁の危機を招くと、併殺打の間に先制を許す。その裏、牧内剛史(営2)が死球で出塁し、1死二塁から相手の失策で同点に追いつく。3回には、1死一、三塁の好機で、またも相手の失策で勝ち越し、服部諭(地3)の右中間適時二塁打で、さらに2点を追加。5回にも、山本泰明(営1)が右中間へ適時二塁打を放ち、突き放す。宮崎は後半毎回走者を出すが、味方の好守に助けられ、完投で2戦目を制した。

◆長谷川和夫監督
「(今日は)宮崎がテンポよく投げてくれて、守備も打線も本来のものができた。調子が良くなかった人が出てきた。まだまだ力のある選手いるので。(宮崎の完投は)投手不足だから…(好守は)宮崎が好投してたのもあって、連鎖反応で皆良い方へいけた。勝てる時はそういう感じ。リズムが良かった。この流れで(次も)出来れば。今日負けたら終わりっていう感じだったので、もう全部勝っていくつもりでいる。(次への調整は)自己管理。それしかないので」

◆宮崎徹郎
「(今日は)調子が良くなかった。だから初回打たれてやばいかなって思ったけど、良いプレーが数え切れない程あって、野手のおかげ。(中盤から被安打増えたが)疲れが出た。四球を少なくしようとした。(球数は)117。(前戦完投して間もないが)疲れはあるが、皆守ってくれるので。何も考えなくても、楽な気持ちで。もう投げるだけ。次また完投、いや完封します。(勝ち点は)とりたい。次は連勝で」

◆服部諭
「(今日は)主務業もあるが、今日は選手として出来て良かった。(スタメンは)リーグ戦では初めて。なんとしてもチームの力になりたいと思っていたから(適時打は)嬉しかった。(3回の打線は)雰囲気として打てるという感じだった。(全体で何度も好守が見られたが)宮崎が踏ん張っていたから助けられるように。今日は攻守ともにいい場面が出た。(2戦目ということで)今日負けると優勝が危うくなる。勝ち点につながるきっかけになったと思う。(次戦に向けて)負けられない戦いが続くから、勝つだけ。出たらベストを尽くす」

◆山本泰明
「(今日は)ここ(今日)落としたら優勝が危うくなるので、気持ちを入れ替えた。(好守が度々あったが)昨日はエラーがあった。そのエラーをカバーしようと、守備から作っていこうとして、それが出来て良かった。(5回の適時打は)打ったのはまっすぐ。気持ち良かった。(チームは)2戦目は絶対取るという気持ちだった。(課題は)今日サインミスをしてしまったので、そこを気をつけてたい。(次戦に向けて)絶対勝ちたい」

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