チーム駒大、国体で優勝ラッシュ!

[ボクシング部]トキめき新潟国体・成年男子ボクシング競技最終日
 トキめき新潟国体・成年男子ボクシング競技最終日が10月6日(火)、新潟県加茂市勤労者体育センターで行われた。結果は以下の通り。


総合優勝を決めた岡山県加茂市勤労者体育センターで(橋本圭史撮影)


王者の力を見せつけた林田


ライトフライ級
林田太郎(経2)○ポイント●柏崎刀翔(石川)

【ライト級】
清水聡(自体校)○ポイント●杉浦剛史(青森)

【ミドル級】
濱崎良太(仏1)●RSC○石川俊朗(新潟)

※RSCとはレフリーストップコンテストの略

 ライトフライ級・林田は序盤から相手と接近して積極的に打ち合う。相手は戦い方が似ており、さらに手数も多く出されたが、パンチをブロックしつつ着実に加点。大差でのポイント勝ちで優勝を決めた。ライト級・清水は、右からのワンツーなどで攻めるが、相手の連打やパンチを合わせられるなどして、両者ともに互角の戦いとなり、ポイントは7―7。しかし、相手の反則による減点があった為、清水に軍配が上がった。ミドル級・濱崎は相手のパンチに対応出来ず、次々に得点打を許す厳しい展開。終盤に反撃を試みるが、反則による減点が響き、惜しくも準優勝に終わった。
 なお、石原広大(地4)、川端遼太郎(文1)、濱崎、清水、OB大賀寛倫(ビル代行)が代表として出場した熊本道之コーチ率いる岡山県が、総合優勝を果たした。

◆熊本道之コーチ
「林田は相手と頭をつけてしまうという一番悪い癖が出てしまった。清水は相手の減点がなかったら負けてた。でも当たってた数は多かったから、審判の得点スイッチが一致するかどうかだった。(パンチの)見栄えが悪かったんだろう。濱崎はヘビに睨まれたカエル。でも勉強になっただろうし、伸びてくると思う。海外でも通用する選手になるよ。(岡山の総合優勝については)よく言ったら、団結力。悪く言ったら『たなぼた』かな」

◆小山田裕二コーチ
「(濱崎の試合について)相手は力のある選手だからのまれた。構えて積極的に行けという指示は出したけどね。受けに回ってしまうから、修正してレベルアップしていく。まだ1年生だし、ここまで来られただけでも自信になったと思うし、悔しさをバネにまた頑張ってほしいね」

◆林田太郎
「国体優勝は、いわば全日本の練習。でも県の為にはなれたのでよかった。決勝の相手は強かった。似たようなタイプだったけど噛み合いはよかった。全日本は、転けないように勝ちます!名誉の為に頑張ります!」

◆清水 聡
「3階級制覇するつもりはなかったけど、結果的に出来てよかった。相手は楽な感じはなかった。もうちょっとポイントをとれてる気がしていたけど、点数をみてびびった。全日本は圧勝できるように頑張りたい」

◆濱崎良太
「気持ち的にはがんがんいったけど、相手のテクニックが上でポイントをとられてしまった。高校の時に準優勝しているから、今回の準優勝は嬉しくない。次の全日本は今日の負けをバネにして頑張りたい、優勝しかない」

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