林先制打!海田完封で勝利

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ対拓殖大1回戦
 東都大学野球2部秋季リーグ対拓殖大1回戦が、10月13日神宮第2球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


主将・林が7回、先制の左前適時打を打つ=神宮第2球場で(桝島知佳撮影)


左越2点本塁打を放ち笑顔でホームへ還る上村新(橋本圭史撮影)


粘りの投球で完封勝利を挙げた海田


駒 大 000 000 310 4
拓 大 000 000 000 0

      打安点
(7)椎 葉 400
8 佐野逸 000
(8)嘉 数 300
PH民 法 100
8 小 林 000
PH平川昇 000
H7谷 口 100
DH山 下 400
HD三 戸 100
(9)山 本 311
(6) 岡  400
(3)笠 間 430
(5)増 本 100
(4) 林  311
(2)上村新 312
    計 3264

本塁打=上村新、山本

     回 打安責
○海 田 9 3150

 打線は4回まで安打が出ず沈黙する。両校無得点のまま迎えた7回、笠間将裕(商3)が右前安打で出塁する。2死二塁から林 裕也(経4)が左前適時打で均衡を破ると、続く上村 新(営3)が左越2点本塁打を放ち、相手を突き放す。8回には山本祐大(法3)が2試合連続となる本塁打で試合を決定付けた。
 先発・海田智行(経4)は5回まで毎回出塁を許すが、中盤からは立ち直る。終盤には相手打線を完璧に抑えこみ、今季2度目の完封勝利を挙げた。

◆小椋正博監督
「(試合内容は)攻撃のチャンスがあったのに、海田を楽にしてあげられなかった。今日は我慢強くよく投げた。上村新とかが点を重ねていくし、(海田を)エースだと信じているわけだから。(打順は)山下が当たっていたってのと、(嘉数は)左ピッチャーだから。(次は)負けられない」

◆林 裕也主将
「海田がいいピッチングをしてくれた。(適時打は)奇跡。運が味方についてくれた。(1死満塁での併殺打は)当たりはよかった。自分の中ではいいイメージだったので(適時打は)そのイメージで、食らいついて打った。(試合前のミーティングでは)まだ(1部昇格は)なくなったわけじゃない。やることをやって、上にはいるけど、挑戦していこうと。(次の試合は)勝ちます」

◆海田智行
「立ち上がりが悪かった。結果オーライな部分もあった。感覚的に悪くなかった。(完投の意識は)1イニング1イニング、一人一人抑えていこうとして、結果が9回だった。(前戦からの切り替えは)自分の球を投げるということで投げ込んだ。(疲れは)ない。勝ってるので…2回で降ろされるよりは疲れない。今週は山なのでしっかり。気持ちを切らずにやっていく」

◆上村 新
「今日はピンチが多かったし、疲れた。(海田は)前戦よりどうにか長いイニングを投げさせたいと思っていた。それなりに投げてくれたと思う。(本塁打は)打ったのはスライダー。前に林さんが打ってくれたので、何か出来ればなと。打順的にも相手になめられたくないと思ってたから、打ちたかった。(明日は)今日の試合は忘れてまた一つ勝っていこうと思う」

◆山本祐大
「調子は良い感じ。今日のゲームは最初チャンスを作りながら一本でなかったけど、明日につながるいい勝ち。(本塁打)打ったのはまっすぐ。狙ってはいなかったけど、3点リードだったんでおもいっきり振り抜いたら入ってくれた。(明日は)チームの雰囲気はいいんで、あとは勝つだけ」

なお、次戦・拓殖大2回戦は10月14日(水)に10:00から神宮第2球場で行われる予定。

■神宮第2球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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