大量失点で序盤に勝負決まる

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ対専修大1回戦
 東都大学野球2部秋季リーグ対専修大1回戦が、10月27日神宮第2球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


スクイズを取りこぼし失点する加茂=神宮第2球場で(山田遼太郎撮影)


連続二塁打を浴び3点を失った栗林(橋本圭史撮影)


落ち着いた投球を見せる高橋一(桝島知佳撮影)


専 大 060 300 002 11
駒 大 000 200 101 4

      打安点
(8)小 林 522
(4)赤 木 300
PH三 戸 100
4  林  110
(6) 岡  400
(9)山 本 300
H9佐野逸 110
(7)谷 口 400
(3)笠 間 310
(2)上村新 300
PH椎 葉 000
DH石 橋 411
(5)増 本 100
H5柴 田 220
     計3583

二塁打=小林

     回 打安責
●加 茂 3 1865
 栗 林 1 743
 高橋一 1 400
 白崎勇 4 1522

 前戦まで、防御率0.35と好成績の先発・加茂勇作(国3)が2回、先頭打者に右越本塁打を浴びる。そこから四球や自らの失策、連打が重なり、6失点。4回には公式戦初登板の栗林駿一(経1)が2連続二塁打などで3点を追加される。その裏、四球や暴投で2死一、三塁の好機が訪れると、上村 新(営3)の打球が失策を誘い1点を返す。続く石橋拓也(経3)が中前適時打でさらに加点。5回には3番手・高橋一平(市1)が公式戦初登板ながら点差を広げない。その後7回に小林勇登(経1)が右前適時打を放つなど追撃を見せるが、序盤の大量失点が響き、敗北した。

◆小椋正博監督
「(先発が下級生中心だったが)来季を見据えてっていうのもあるが、成績を考えて。特に意図があったわけではない。(栗林、高橋一の登板は)展開が展開だったから。(栗林は3失点だったが)いきなり自分の力を出すっていうのは難しいことだと思う。結果だけじゃなくて、いい球を投げているってところを見ていかないと。(明日は)やられたことをやり返すだけ」

◆林 裕也主将(経4)
「3年生以下が主体になって、新チームをイメージしている。(今日は)もう少し締りのある試合をしてほしかった。 (1年生投手は)2人ともいい球を持っている。ああやって投げられたらいい。いい経験はプラスになる。 (2部残留の思いは)切り替えて。この1週間は下に何か残せるものはないかと、練習に取り組んだ」

◆加茂勇作
「(今日は)ダメ。(本塁打は)スライダーだった。(先頭打者という意識は)打ち取ろうと思っていただけ。(失策は)焦った。全部自分が悪い。(残留が決まって最初の試合だが)やれることをやろうと。試せるチャンスだったので。(4年生に対し)良い形で終わりたい。(明日は)絶対リベンジする」

◆栗林駿一
「(試合は)緊張はしなかった。初登板なので思い切って。(四死球はなかったが)危なかったけど…やっぱり甘く入ったところがあって打たれてしまったので、反省。 (連続二塁打は)気持ちが焦ってしまって、ボールが甘くなってしまった。 (明日は)入れないかもしれないが、もし投げる機会があれば今日と同じで思いっきり投げる」

◆高橋一平
「(公式戦初登板で)緊張はしなかった。ずっとベンチにいたが、投げられなかったのでわくわくしたし、やっときたと思った。(ボール球が先行したが)マウンドに慣れるまで時間がかかった。 (無失点で抑えた時は)ほっした。海田さんから思い切りいけと。(今後の課題は)コントロールを良くしたい。(明日は)絶対勝つ」

なお、次戦・専修大2回戦は10月28日(水)に10:00から神宮第2球場で行われる予定。

■神宮第2球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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