5年ぶりの決勝!次につながる敗退

[空手道部]第52回関東大学選手権大会(女子)
 第52回関東大学選手権大会が11月1日(日)日本武道館で行われた。形はポイント制で、各ブロック上位4チームずつ計8チームが順位決定戦に進む。
手は2分6ポイント先取制のトーナメント方式。結果は以下の通り。


団体戦 女子 組手の部】
準優勝
駒大1-2帝京大
先鋒●成岡葉子(社3)0―6小林
中堅○小久保楓(地3)6―5岡本
大将●北村友希(心4)0―5葛西

団体戦 女子 形の部】
第3位
安藤紗衣(地4)
深作世理乃(G2)
阿久津志帆(英2)

 準決勝戦では勝ち数では並ぶも、1ポイント差で勝利し決勝に進んだ駒大。先鋒・成岡は開始早々に上段突き、1分42秒には中段突きで1本をとられ敗北。負けられない中堅・小久保は先制を許し序盤は相手にペースを握られるも、徐々にポイントを重ね逆転勝ちをする。大将・北村に勝負は任されたが、相手の葛西に上段突きを決められ次々とポイントをとられ敗北し、惜しくも準優勝で大会を後にした。
 形は難しい「岩鶴」であったが力強く、またしなやかな演武をみせ、第3位という結果で終えた。



◆大石武士師範
「よく頑張った。苦手としてる大正、日大相手によく勝った。決勝は勝ちたい気持ちが強すぎて空回りしてしまったかな。でも、全日本がすごく楽しみ。(形は)前半よりちょっと落ちてしまった。これからちょっと大変」


◆大石智子コーチ
「(決勝は)もったいなかった。勝てる試合を逃したなって感じ。北村は戦法の切り替えができなかった。それができていれば勝てたと思うけど、本人と話し合って次は切り替えられると言っていたので大丈夫。(今日は)決勝まで落ち着いて見ていられた。決勝でも負ける気がしなかった。あとはもっと自分に自信をもってできれば。(形は)よくなかった。色んな形を試してみた分、稽古量が少なくなってしまった」


◆北村友希
「(決勝は)戦法の切り替えができなかった。相手を待ちすぎてしまった。勝てない相手じゃなかったので勝ちたかった。もう少し考えて試合ができれば。(今年は決勝を多く経験して)自信がついたし、舞台慣れしたと思う。だから(決勝での)緊張はなかった。(後輩には)気負いせずに試合してほしいとは言ってある。(全日本は)最後なので、最後はみんなで笑えるように頑張りたい」


◆小久保楓
「5年ぶりの決勝だったが立ち上がりが良くなかった。でも決勝まで行けてよかった。(試合は)自分の所を勝って回さなきゃ先輩に繋がらないので負けられなかった。優勝したかったけど全体的にどこかふわふわしていた。(課題は)立ち上がりが弱い。気持ちの持っていき方を重心的にやっていきたい。(全日本は)今回こそ優勝目指す」

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