2部残留決められず、勝負の3回戦へ

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ
 東都大学準硬式野球秋季リーグ2部・3部入替戦、対国学大2回戦が11月4日、上柚木公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


最後のバッターとなってしまった田中=上柚木公園野球場で(山田遼太郎撮影)


2回、ボールがグラブを弾き失策を犯す川上(橋本圭史撮影)


9回に三塁線を抜かれてしまった柿野


国学大 110 000 004 6
駒 大 000 001 000 1

      打安点
(1)8川 上 300
(5)柿 野 300
(4)14宮 澤 300
4 服 部 100
(3)黒 川 420
(6)加 藤 400
(2)牧 内 411
(7)道 場 420
(8)9高橋淳 200
PH鹿 嶋 100
9 八田野 100
(9)脇 坂 000
4 古 川 000
1 高橋康 200
PH山本泰 000
1 宮 崎 000
PH田 中 100
     計3351

     回 打安責
●川 上 1 720
 宮 澤 1 510
 高橋康 5 1920
 宮 崎 2 1134

 序盤に守備の乱れから2点を失い、リードを許すが、3番手・高橋康史(国3)が試合を作る。打線は6回、2死から黒川裕貴(地2)と加藤桂市郎(法3)が出塁し、一、三塁の好機を作る。ここで、牧内剛史(営2)が内野安打を放ち1点を奪う。その後、こう着状態が続くが9回。4番手・宮崎徹郎(経3)が2死満塁から左翼線に3点適時二塁打を浴びるなど、この回一挙に4失点。試合を決められた。

◆長谷川和夫監督
「(今日は)2回のエラーからの得点とつまらないエラー。9回のあれはもう…。(選手の調子は)小笠原が足の怪我で、道場がデットボールで、あまり良くない。(打線は)確実に取れるところで取れない。2アウトからではダメで、負けるときはそういうパターン。1回で決められる打線ではないから。次は完全に土壇場。本当に後がないゲーム。ミスしたら負け。ミスはないようにしたい」

◆川上拓郎(法3)
「いまいち流れがこっちに来なかった。初回と2回がすべて。(投球は)テンポが悪くて、ボールが先行してしまった。(2回のエラー)最初はレフトに飛んだと思ったけど…。(5回のチャンス)決めようと思ってた。狙い球は絞っていたけど、打ち上げてしまった。(次戦は)もう負けられない。全部出しきって。ミスがなければ負けない相手、勝ちます」

◆高橋康史
「(今日は)最近悪くないのでこのまま調子を維持していきたい。(調整は)肘を怪我してたけどもう終わっちゃうからそんなことを言ってられない。後輩の為にも頑張る。(次戦は)3部には絶対下がれないから勝つしかない。結果がすべてだから。個人のことはいいから、チームに徹したい」

田中淳一郎(経3)
「とにかく悔しい。今日も最後までダメだとは一回も思わなかったけど。自分はあまり試合に出る機会がないけど、ここ一番の時に使ってもらえる。代打の一打席で決めるのは難しいけど、結果が欲しかった。(次戦は)主務やマネージャーに支えられてここまで出来た。みんな良い仲間だし、3年生は最後。感謝の気持ちを持って勝つために頑張りたい」

◆宮崎徹郎
「見ての通り。少しストライクが入らないと気になって、引きずった。(3点適時二塁打は)スライダー。ファールかな、打ち損じてくれたかなと思ったけど。(相手は)ストライクや甘い球を思い切り振ってくる。(次戦は)自分がこの試合を壊した。期間が少し空くと思うんで、しっかり調整して勝って引退したい」

なお、次戦・国学大3回戦は11月11日に行われる予定。

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