林田、OB清水が決勝へ!濱崎は入賞

[ボクシング部]第79回全日本アマチュアボクシング選手権大会・3日目
第79回全日本アマチュアボクシング選手権大会・3日目が11月21日、鴨川市総合運動施設文化体育館で行われた。結果は以下の通り。


勝戦に進出した林田=鴨川市総合運動施設文化体育館で(橋本圭史撮影)


右アッパーをいれる清水


クロスカウンターをヒットさせる濱崎


ライトフライ級
林田太郎(経2)○ポイント●門前晴信(桃学大)

フェザー級
清水聡(H20年卒、現・自体校)○RSC●板谷憲志(名大)

【ミドル級】
濱崎良太(禅1)●ポイント○林健太郎(日体大)

※RSC・・・レフェリー・ストップ・コンテストの略 


 ライトフライ級・林田は、左ボディなどを効果的に使い、主導権を握り試合を優位に進める。2R以降は一転して打ち合いとなるが、左フックでカウントを奪い、打ち合いを制した。フェザー級・OB清水は、序盤に相手の猛攻に苦しむが、徐々に距離を保ちながら、自分のペースをつかみ、ポイントを稼いでいく。最後は接近しての強烈な左フックでカウントを奪い、勝利した。ミドル級・濱崎は、終始激しい打撃戦となり、中盤以降はカウンターの応酬になる。強烈なパンチで応戦するが、終盤相手にロープ際で有効打を許し、11-15で敗北。だが、強豪相手に互角の試合展開をみせた。


◆熊本道之コーチ
「林田は出来が悪すぎる。サウスポーに対して悪い位置ばっかりに行って、逆方向に動かなかった。(明日の)決勝は今日の反省をいかに正すか。油断したら危ないな。濱崎の試合は、ダラダラのドロドロ。しっかり構えてないと正確なパンチが打てない。上に行くにはここを直さないと」

◆小山田裕二コーチ
「もうちょっとだった。気持ちを持って試合してたし、仕方ない。まだまだこれから。この悔しさを忘れないようにしてほしい。林田はダメだった。もっと早く倒せた相手だし、無駄なパンチをもらいすぎてた。いわれてることができてなかった。(決勝の)明日はしっかりジャブ突いて、基本的な動きができるように」

◆林田太郎
「(今日は)体自体はまずくない。(相手は)思った通りの選手だった。カウント取ったのは右から左。全日本は一方的な攻撃は通用しないから、幅増やさなきゃだめ。決勝の相手はタイプ的に似てるので負けたくない。1度ではまぐれだと思われるので2連覇狙いたい」

清水聡
「今日はラクに行き過ぎた。手出しづらい相手だった。最初にカウント取ったのが接近戦の左フック。2回目のカウントは、アッパーからの左フック。明日は勝ちたい。勝って来年に繋げたい」

◆濱崎良太
「負けたけどいい勉強になった。色んな選手を倒してきた人のパンチにも全然倒されなくて、自分の体の頑丈さにも気付いた。今日は気持ち、キャリアに負けて、技術不足もあった。1Rでパンチが入って行けると思ったけど、3Rでもらいすぎた。来季は今年よりも良くなって、リーグ戦では優勝したい」

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