強敵に善戦するが、一歩及ばず

[空手道部]第37回全日本空手道選手権大会
 第37回全日本空手道選手権大会、組手の部・形の部、個人戦が12月13日、日本武道館で行われた。選手は各都道府県の代表として出場。


勝負強さを見せた石井=日本武道館で(小出宏行撮影)


反撃するが、敗れた成岡=日本武道館で(桝島知佳撮影)

大からは組手に2名が出場した。試合時間は男子3分、女子2分。勝敗は、一方が8ポイント差をつけたときに決まる。結果は以下の通り。


【男子組手個人戦
3回戦敗退
山梨県代表 石井詳馬(商1)●1―2○千葉県代表 青柳隼康

【女子組手個人戦
初戦敗退
宮崎県代表 成岡葉子(社3)●2―11○東京都代表 廣瀬まり




 山梨県代表として出場した石井は1回戦、2回戦と相手に大差をつけて勝利し、3回戦の相手、社会人の青柳と対戦する。お互い先をせめぎ合う時間帯がつづいたが、石井が口火を切り、上段突きを残り時間1分で決める。このまま勝負がつくと思われたが残り10秒で反撃を受け、立て続けに上段突きを2発くらい、そのまま試合終了となった。
 宮崎県代表の成岡は、全日本強化選手の高校生、東京都代表の廣瀬と対峙。30秒を過ぎたところで上段突きを浴びせられるが、すぐさま上段突きで返す。成岡の反撃で意識をあげたのか、廣瀬は上段突き、中段蹴りなどを次々と浴びせる。結果、開いた点差を埋めることができず敗北した。



◆石井詳馬
「個人での大会は初めてで緊張したが、いつも通りの戦いをすることを意識した。すべての試合を通して攻めも守りの場面もあったが、相手に合わせて自分のスタイルを変える形になってしまったので、自分のスタイルを貫けるようにしたい。(課題は)最初のポイントを取って、リードしているときの試合運びをもっとうまくできるようにした。(来年に向けての豊富は)来年もこの大会に出場できたら、さらに上を狙って頑張りたい」

◆成岡葉子
「やることの整理はできていたけど慌ててしまってバタバタな試合になってしまった。(昨日小久保が負けた相手と同じ相手だったが)一緒にアップしていろんなこと聞いて戦法は立てやすかった。でも相手どうこうより自分の組手をするだけ。(課題は)試合中に思ってることが技として繰り出せていない。(来年は)一番上としてチーム全体のことをしっかり見つつ自分の稽古もしっかりしてまだ取
れていない東日本と関東を取って昨年以上の成績を収めたい」

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