1部校を圧倒!再び最高の舞台へ

[アメリカンフットボール部]関東学生アメリカンフットボール秋季リーグ入替戦
 2009年度関東学生アメリカンフットボール秋季リーグ1部2部入替戦、横浜国立大戦が12月19日(土)、川崎球場で行われた。結果は以下の通り。


1部昇格が決まり胴上げをする駒大=川崎球場で(山田遼太郎撮影)


有終の美を飾った4年生


入替戦という舞台で大活躍を見せた#13野村


☆駒 大39―13横国
1Q(3―7)
2Q(14―0)
3Q(7―0)
4Q(15―6)

 試合開始直後に得点を許したが、#7長谷川智貴のフィールドゴールで3点を返すと流れが一気に傾く。第2クォーターに#26戸来悠人、#13野村享平がタッチダウンを決めると、第3クォーターでも野村がタッチダウンを決め、点差を広げる。第4クォーターに入っても攻撃の手を緩めず、大差で快勝。大一番で攻守が噛み合い、わずか1年で1部復帰を果たした。

◆新倉晴彦監督
「最初に点を取られてひやりとした。でも、オフェンスは押していたし、ディフェンスも止めていた。本当に良くやってくれたと思う。(勝因は)いつもより1週間準備する期間があったから、プレーの完成度が高かった。それと4年生が引っ張ってくれた。特に野村と戸来が頑張ってた。(野村は)もう絶好調。パスの出し所がなくても、うまく対応してやってくれた。日本一を狙えるに舞台に立てるので、残留争いのことは考えないで日本一を目指すつもりでやりたい」

◆成澤慧介学生コーチ
「3週間の間に、選手の動きが良くなっているのを感じた。相手の戦略は2部のチームより良かったが、要所でのプレーを押さえられれば、大丈夫だと思っていた。(4年間で最高の思い出は)やはり今日の試合だと思う。最初に胴上げしてもらえて、選手に信頼してもらえていたんだなという達成感で一杯になった。1部では気の抜けない試合が続くが、基礎の部分から鍛えていけば勝機が見えてくると思うので頑張ってほしい」

◆#52片岡順一主将
「この日のために準備してきて、勝てて良かった。ただ、個人的には満足できなかった。少し悔いが残る。(主将として1年間戦って)特にどうこうしようとはしなかったが、チームが1つにまとまるように考えてやってきた。(4年間の思い出は)毎年入替戦に出られたのが貴重な経験だったと思う。(下級生は)1部に上がって、ここからが本番なのでオフからしっかり準備して頑張ってもらいたい」

◆#57鈴木雄太副将
「嬉しい。もうそれだけ。(今日は)個人的にも少しは活躍出来たと思う。オフェンスが頑張ってくれたから、安心してプレー出来た。(最初は)やられ方としては目の前の相手にやられたと言うより、不意をつかれた感じ。だから、立て直せば問題ないと思ってた。(今年は)オープン戦は負け続けたけど、最後はこういう形で終われて、最高の気分。(後輩には)1部は強い。とにかく頑張って欲しい」

◆#21藤川駿副将
「 (試合前は)出番が来る前は緊張してたけど、始まってワクワクして楽しもうと思った。(最初の失点は)自分のミス。相手のスピードに戸惑ったけど、そこですぐに修正できた。(4年間で1番の思い出は)今日。勝ったことで4年間このメンバーでやってこれてよかったと思った。(新チームには)1部で思い切って積極的に、とにかく楽しんでやってほしい」

◆#13野村享平
「結果も出たし満足。けど、もっと周りを使ってプレーしたかった気持ちはある。(自身は)ラインが押してブロックしてくれたから走れた。(試合前は)緊張などはなかった。4Q残り1分で最後に4年生全員でプレーして勝って、成澤君を胴上げするというイメージはしてた。(後輩には)まず早くチームの形を作ってもらいたい。それから1部に通用する武器を見つけて頑張ってほしい」

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