第13回大学三大駅伝報告会

[陸上競技部]新主将に飯田、駅伝主将に井上が就任し、来季へ!
 第13回大学三大駅伝報告会が2月9日、駒澤大学陸上競技部後援会主催のもと都内ホテルで行われた。会場には安西秀幸(07年度卒、現・JALグランドサービス)や池田宗司(08年度卒、現・ヤクルト)ら陸上部OBをはじめ、多数の来賓がかけつけた。


今季の駅伝戦績を振り返る大八木監督=都内ホテルで(鴫原真美撮影)


新主将になり来季からチームをけん引する飯田


笑顔で記念撮影をする4年生(鈴木 亮撮影)

 今季、出雲駅伝10位、全日本大学駅伝7位と秋の前哨戦はシード落ちで終えるが、箱根駅伝は復路優勝で巻き返し、総合準優勝。箱根駅伝予選会では、大会新記録でトップ通過を果たした。
 予選会を含む過密スケジュールを終え、大八木弘明監督や今年度主将の高林祐介らが挨拶し、今シーズンを振り返った。関東学生陸上連盟に出向し、駒大からは初となる幹事長を務めた益田雄次(地4)にねぎらいの言葉がかけられる場面もあった。
 また、来年度の新体制が発表され、主将に飯田明徳(経3)、駅伝主将に井上翔太(G2)が就任。卒業生の就職先も発表され、今後の活躍にエールが送られた。以下は監督と選手のコメント、09年度卒業選手就職先。

大八木弘明監督
「去年の13位という結果で選手も私も気持ち的に落ち込んでいたが、やらなくちゃならないと思った。出雲は若い選手を経験させるつもりだったので、10番は納得の結果。新記録を出せた予選会が自信になって全日本に臨んだが、7位という結果になってしまった。これも試練と思い、ここから立て直した。昨年は箱根で故障者を出し慎重だったが、指導者が良くなかったせいで、今年も故障者を1人、2人出してしまった。星、上野がだめで、苦戦になるなというのがあったなか、山上りの深津が流れをかえてくれて復路に望みをつなげた。千葉の駒大史上初の6区区間賞は選手たちを躍起にしてくれた。総合2位は選手がしっかり考えてやれた結果だと思う。これから強い4年生の穴を埋めるため、しっかり育てていきたい」

◆高林祐介(主将)
「4年生は比較的人数が少ないなか、昨年度の箱根13位の悔しさを持って始めた。去年もこの壇上で言ったが、『2009年1月3日大手町での悔しさを忘れないでやっていく』と言ってから1年がたった。優勝まではいかないが、終わってみれば総合2位、復路優勝で、なんとか悔しさを晴らして終わらせることができた。この結果は温かいご声援のおかげだと思う」

◆飯田明徳(新主将)
「今年の箱根が終わり、翌日の1月4日から新チームとしての活動が始まった。チームの顔であり今まで引っ張ってくれた4年が抜けた穴は大きいが、自覚を持ってやっていきたい。最後に箱根で恩返しをしたかったが、自分はうまくいかなかった。このかりは来年の箱根でいい走りを見せて返したい。3月には新たに有望な新入生が入ってくるので、またチーム一丸となってやっていきたい」

<09年度卒業選手就職先>
林祐介(歴4) トヨタ自動車
宇賀地強(法4) コニカミノルタ
深津卓也(経4) 旭化成
藤山修一(法4) 未定
岩本雄樹(経4) マツダ
星 創太(営4) 富士通
根岸善尚(仏4) 仏門修行

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