来期に向け久我、新入生が健闘

[陸上競技部]第45回千葉国際クロスカントリー
 第45回千葉国際クロスカントリーが2月14日、千葉市土気町・昭和の森で行われた。駒大からは一般男子12000mに久我、千葉が出場。


障害物の丸太を飛び越える久我=昭和の森で(鈴木 亮撮影)


終盤苦しい表情を見せる千葉(上田将大撮影)

盤から上位のポジションについた久我は、その後もペースを落とすことなく順位を上げる。ラストは前の選手を抜き去る猛烈なスパートをかけ、14位でゴールした。一方千葉は、得意な起伏のあるコースで後半あと一歩粘れず、25位に終わった。
 ジュニア8000メートル男子には来年度入学予定の郡司、染谷が出場。郡司は終始いい位置でレースを進め、10位でフィニッシュ。来シーズンへの好アピールとなった。結果は以下の通り(上位3名までと駒大関係のみ)。

<一般男子12000m>
1位 ピタン・カロキ(世羅高) 34:51
2位 マーティン・ムクレ(トヨタ自動車) 35:22
3位 チャールズ・ディランゴ(世羅高) 35:23
14位 久我和弥(社1) 36:08
25位 千葉健太(経1) 36:32

<ジュニア8000m男子>
10位 郡司貴大(那須拓陽高、来年度入学予定) 24:15
151位 染谷滉二(西武台千葉高、来年度入学予定) 25:54

大八木弘明監督
「(今日は)久我が後半なんとか我慢して最後(のスパート)で粘れた。千葉はもうちょっと後半頑張って欲しかった。(来年度新入生は)東洋に対していい材料になる。郡司はよく踏ん張った。今は撹上、後藤田、西澤、井上、藤原あたりが大島で合宿している。故障から明けてきた上野や手塚もいい。(来季に向け)4年の穴をなんとか埋められるように今年は頑張りたい」

◆久我和弥
「(箱根後初レースだったが)いい感じ。自分なりに納得のいくレースだった。(最後のスパートは)久々にいいラストスパートだった。箱根の後、これまでの反省点をいかし、練習量を増やした。ハーフをしっかり走れる体づくりが今度の課題。疲れをとって立川ハーフに臨みたい」

◆千葉健太
「(箱根後初レースだったが)練習の流れを組んで試合に臨めた。調子はそんなに悪くなかった。アップダウンは得意な方。結果は納得行かなかったけど、次につながるレースができたのでよかった。来季は後輩もできるので自覚を持って引っ張っていきたい。レースにも積極的に出てやっていきたい」

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