確かな手応えつかみ、単は4回戦で幕

[卓球部]神奈川卓球選手権大会2日日
 平成21年度神奈川県卓球選手権大会2日目が2月14日、横浜国際プール・スポーツフロアで行われた。結果は以下の通り


団体戦に続き好成績を残した吉田=横浜国際プール・スポーツフロアで(橋本圭史撮影)


唯一新入生で勝ち進んだ佐藤


リベンジを果たし、ガッツポーズをする橋爪

<決勝トーナメント1回戦>
○渡井伯和(経3)3―0野間(日体大)●
●細野裕人(法3)1―3岩崎(早大)○
○宮澤 淳(心3)3―0深山(神大)●
○吉田広平(政3)3―1早坂(中大)●
○秋元勇人(経2)3―2清野(愛工大高)●
○橋爪克弥(営2)3―2田巻(帝京安積高)●
○桑原敬人(営1)3―2久野(中大)●
●渡邉 賢(法1)1―3足立(早大)○
●加藤悠二(秋田商高)0―3松田(エリートアカデミー)○
○佐藤 究(東山高)3―2伊藤(信号器材)●
●高橋 涼(古川学園高)1―3石井(専大)○
●名取 駿(東山高)1―3花村(大正大)○

<決勝トーナメント2回戦>
●渡井1―3東(エリートアカデミー)○
●宮澤2―3伊藤(帝京安積高)○
○吉田3―1佐藤(専大)●
○秋元3―1加藤(杜若高)●
○橋爪3―1手塚(日体大)●
●桑原2―3平岩(日大)○
○佐藤3―2千場(日大)●

<決勝トーナメント3回戦>
○吉田3―1細川(遊学館)●
●秋元1―3江藤(専大)○
●橋爪2―3岩崎(早大)○
○佐藤3―2石井(専大)●

<決勝トーナメント4回戦>
●吉田2―3平野(愛工大高)○
●佐藤1―3川端(日大)○

 大会2日目は男子シングルス決勝トーナメントが行われ、駒大からは新入生を含む12人が出場した。4回戦まで進出した吉田と新入生の佐藤は8強入りをかけ強豪と相対する。吉田は昨日、団体戦で敗れた愛工大名電高・平野と再び対戦。序盤から一進一退の攻防が繰り広げられフルセットまでもつれる。最終セットは中盤に点差を広げられる展開の中、決死の追い上げを見せるが、最後は自らのミスでポイントを許し惨敗した。一方、佐藤は2セット連続で落とし劣勢を強いられる。続くセットは粘りを見せ逆転で勝ち取るが、第4セットは大差で敗れ力尽きた。しかし、昨年の今大会、駒大勢は3回戦止まりに終わっている。今年は2人が4回戦に進むほか、橋爪が全日学で敗れた相手と再戦し勝利するなど、随所にチームの成長が見える大会となった。

◆富岡成一監督
「もう1つ勝ってほしかったのが本音。ただ、最近は強い中学生、高校生が多くて、大学生を倒すなんて良くある事。うちの学生にしてはよく頑張った。負けたら小さなノートに反省点を書いて、積み重ねて後で見返せると良い。(リーグ戦は)新入生の加藤や佐藤は使ってみたい。春季で1部に上がれば、インカレとかにもつながってくる」

◆吉田広平
「(昨日は)団体戦でリーグ戦を意識してやった。Aチームとして出場しているから、他のチームより勝てるようにって団結してやった。(今日は)調子も良くて、昨日負けた相手には勝ちかったけど、自分の弱いところが出てしまった。(最近の好調は)練習でやっている事を試合で出せていて、自分のやれる事をやっていたら結果が出てきた。これからもがんばっていきたい」

◆橋爪克弥
「(日体大の)手塚は全日学で負けていて、絶対にリベンジしたかった。気持ちを全面に押し出していったのが良かった。(3回戦は)タイプが自分と一緒で、自分の嫌なところに打つのが得意な選手だった。(最後は)迷ってしまった。(東京選手権は)秋元とダブルスを組むので、足を引っ張るんじゃなくて自分がプレーで引っ張るぐらいの気持ちでやりたい」

◆佐藤 究
「駒澤の選手として出る初めての試合で、自分なりに思ったプレーが出来て良かった。関東のリーグに所属している選手と出来て良い経験になった。(3回戦は2セット先取して)追い付かれたけど、相手が高校の時の先輩だったんで思い切りいったのがよかったと思う。最後の試合は疲れていたのもあるが、サーブ、レシーブは向こうのが完全に上だった。(新入生で1番良い結果を出せて)自信になった」

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