陸上部新入生特集 Vol.4湯地、油布

[陸上競技部]2010年度陸上部新入生特集
 3回に渡ってお届けしてきた陸上部新入生特集。ラストを迎える今回は、大分東明高校出身コンビ・湯地俊介選手、油布郁人選手をご紹介します。


湯地俊介=陸上部道環寮前で(鈴木 亮撮影)


油布郁人


高校駅伝には3年連続出場し、全大会で区間10位以内の好走を見せた湯地。写真は第15回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会のもの(左、#44)


トラックの強さに定評のある油布。4月3日の世田谷陸上競技会では、同組に出場したOB・宇賀地に先着する圧巻の走りを見せた。


道環寮の前で仲良くポーズを決める新入生

 なお、今回は事前に選手の皆さんに答えていただいたアンケート(「質問」―回答 形式の部分)を基に、インタビューしています。(本取材は3月中旬に行いました。)


『どの大会でも優勝する気持ちで』
    ―湯地俊介選手

駒澤大学を選んだきっかけは?」―トップクラスのこの大学で自分の力を試したいと思ったことと、レギュラーを取り箱根駅伝総合優勝に貢献したいと思ったこと
「尊敬する先輩は?」―宇賀地強さん(※1)
「大学での意気込みは?」―箱根駅伝で5区を走り、総合優勝に貢献したい。3大駅伝に出場し優勝する。

コマスポ(以下、コマ):駒大に入学しようと決めた理由を教えてください。
湯地俊介(以下、湯地):3大駅伝で結果を残してるし、速い選手が多いからです。選手のタフさがすごいと思います。タフな選手は、どんな大会でも外すことはありませんから。

コマ:箱根駅伝で走りたいのは「山上り」なんですね。
湯地:はい、5区を走ってみたいです。
コマ:何か理由はありますか?
湯地:最近だったら柏原さん(※2)とか今井さん(※3)とかがいて、勝負が決まる重要な区間だし、そこで結果を残せるようにしっかり走りたいです。

コマ:今後の目標をお願いします。
湯地:3大駅伝ではトラックシーズンも重視されているし、どの大会も優勝する気持ちで頑張ります!

(※1)宇賀地強選手。駒大陸上競技部OB。09年度卒、現・コニカミノルタ
(※2)柏原竜二選手。東洋大学陸上競技部3年生。第85回、86回大会でいずれも5区区間賞を獲得。5区の区間記録保持者。
(※3)今井正人選手。トヨタ自動車九州陸上競技部所属。順天堂大学在学中、第81~83回大会で3年連続5区の区間新記録を更新した。

◆湯地 俊介(ゆじ・しゅんすけ)
文学部歴史学科1年
1991年5月20日 血液型B型
164㌢、52㌔
大分・上野ヶ丘中、大分東明高を経て入学
5000mベスト 14:17:51
10000mベスト 29:55
○高校での主な戦績
1年次
第58回全国高校駅伝 7区区間10位 総合14位
2年次
全九州高等学校駅伝競走大会 3区区間6位 総合3位
第59回全国高校駅伝 3区区間9位 総合5位
第14回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 大分代表として出場 1区区間16位 総合9位
金栗杯玉名ハーフマラソン大会 10000m4位 29:55
全国高校総合体育大会 5000m予選9位 14:55:47
3年次
大分県高等学校総合体育大会 1500m2位 3:56:91、5000m2位 14:55:72
近畿まほろば総体 1500m予選14位 4:03:30
第60回全国高校駅伝 3区区間6位 総合12位
第15回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 大分代表として出場 1区区間28位 総合7位
大分東明高時代は、陸上競技部部長も務めた。



『大学生のうちに日の丸を背負う』
    ―油布郁人選手

駒澤大学を選んだきっかけは?」―強いチームでやりたかったから
「尊敬する先輩は?」―特になし
「大学での意気込みは?」―4年間を通してしっかりと結果を出す

コマ:尊敬する先輩は「特になし」ということですが・・・誰もいらっしゃらないんですか?
油布郁人(以下、油布):んー・・・みんな強いし尊敬してますから、限定できないですね。

コマ:駒大に入学を決めた理由は何ですか?
油布:ずっと大八木監督の下で陸上をやりたかったんです。
コマ:何かきっかけになることはありましたか?
油布:高校の時夏合宿に参加させてもらって、チームの雰囲気とかが自分に合っていると思いました。
コマ:実際大八木監督の下で練習し始めてどうですか?
油布:監督のことは信頼してます。熱い思いを持っていますから、監督についていこう、頑張ろうと思えますね。

コマ:3大駅伝についてはどのような気持ちをお持ちですか?
油布:3大駅伝は、やっぱり1年生の頃から走りたいです。3大駅伝をしっかり走ってチームに貢献していきたいな、と思います。

コマ:「4年間を通してしっかりと結果を出す」という意気込みですが、目標があれば教えてください。
油布:目標は、大学生のうちに日の丸を背負うことです。最低でもユニバーシアード(※1)、よければ世界陸上(※2)に出たいな、と。トラックでも結果を出したいですね。

(※1) 国際大学スポーツ連盟の主催で行われる総合競技大会。2年に1度開催される「学生のオリンピック」。
(※2) 国際陸上競技連盟の主催で行われる陸上世界一決定戦。2年に1度開催される。

◆油布 郁人(ゆふ・いくと)
経営学経営学科1年
1991年7月7日 血液型O型
177㌢、56㌔
大分・安心院中、大分東明高を経て入学
5000mベスト 13:52:77
10000mベスト 28:51:71
○高校での主な戦績
1年次
第13回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 大分代表として出場 1区区間7位 総合6位
第58回全国高校駅伝 4区区間9位 総合14位
第48回唐津10マイルロードレース大会 10km 29:31
2年次
第59回全国高校駅伝 1区区間3位 総合5位
大分県高校駅伝競走大会 1区区間賞 総合1位
全九州高校駅伝 1区区間賞 総合3位
3年次
第50回大分合同ロードレース(10km) 優勝
大分県高校駅伝競走大会 1区区間賞 総合優勝
平成21年度国民体育大会 10000m3位 28:51:71
全国高校総合体育大会 1500m2位 3:47:32(県新記録)、5000m4位 14:02:11(日本人トップ)
全国高校総合体育大会 九州地区予選 1500m優勝 3:49:09、5000m優勝 14:19:38
春季延岡記録会 5000m2位 13:52:77
第18回金栗記念選抜陸上中距離熊本大会 5000m3位 14;34.46
第63回大分県陸上選手権大会 10000m優勝 29:19:96
第60回全国高校駅伝 1区区間2位 総合12位
第15回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 大分代表として出場 5区区間6位 総合7位
1500m、5000m、1万m共に同世代の日本人の中で、最速タイムの持ち主。


トラックの強さに定評のある油布。4月3日の世田谷陸上競技会では、同組に出場したOB・宇賀地に先着する圧巻の走りを見せた。

Copyright (C) 2003-2017 KOMADAI SPORTS NEWSPAPER, All Rights Reserved.

当サイト内の写真、記事等の著作権は駒大スポーツ編集部に帰属します。無断での転載・二次利用を固く禁じます。

KOMASPO is the member of the Kanto university sport newspaper league.