接戦の末、2選手が3回戦進出

[硬式テニス部]関東学生テニストーナメント大会【女子】2日目
 関東学生テニストーナメント大会【女子】2日目が5月12日、有明テニスの森公園亜細亜大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。


流れをつかみ、コースに決めていく林=亜細亜大学テニスコートで(山田遼太郎撮影)


応援を背に、ショットを打ち込む河合=有明テニスの森公園で(上田将大撮影)


<女子シングルス2回戦>
○林 樹莉2(6―4、6―7[5]、6―3)1児玉夏子(聖心大)●
●川口 瞳0(2―6、0―6)2鈴木直子(亜大)○
●石川玲伊0(4―6、2―6)2酒井優理子(早大)○
●権頭由梨0(2―6、2―6)2頼 文慈(日大)○
●川上静香1(6―7[2])、1―6)2矢野舞子(上智大)○
●市川有紗1(0―6、7―6[5]、0―6)2伊波佳苗(亜大)○
吉田麻美1(5―7、7―5[5]、6―7)2荒木史織(亜大)○
河合美佳2(6―2、1―6、6―3)1谷口美紅(東洋英和大)●
●松田実季1(1―6、6―4、2―6)2中澤野里(専大)○

※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント、[]内数字はタイブレイクでの敗者のポイント

 インカレ出場権をかけたシングルス2回戦。河合は、序盤のミスが目立ちファーストセットを落とすが、セカンドセットから切り替え、フォアハンドで攻めのプレーを次々と見せる。セットカウントを並べ迎えたファイナルセットでは、流れを引き寄せそのまま勝利を決めた。
 林は、ファーストセットは落ち着いたプレーで先取するが、続くセカンドセットはタイブレークまで競り惜しくも落としてしまう。ファイナルセットでは調子を取り戻し、鋭い球を決めていき、見事勝ち獲った。
 結果、2名が3回戦進出、同時にインカレ出場を決めた。また、今日敗れた7名はインカレ出場権をかけ、コンソレーション(敗者順位決定戦)に臨む。

◆江口淳一監督
「美佳と樹莉の2本しか勝てなかった。不甲斐ない。コンソレで1本でも多く勝って全日本インカレに進んでほしい。(市川は)去年ジュニア大会で全国3位だった相手とだったが、市川も新進の学生チャンピオンだから悔しい。(雨で場所や開始時間が変わってしまったのが)アンラッキーだった。コンソレで頑張ってほしい」

河合美佳(国4)
「2―5で中断するまで(※1)流れが悪くてイライラしてしまった。でも中断して監督やコーチに「縦に振るように」とアドバイスをもらって、そうしたら相手も崩れた。みんなが応援してくれたし4年で最後だし思いっきり振り切った。1、2年ではインカレに出られてたのに3年では出られなかったので、本当に出たかった。(次戦に向け)インカレが決まったので、チャレンジする気持ちで思いっきりいきたい」
※ナイター対応コートに変更のため、第1セット2―5で試合が一時中断された。

◆林 樹莉(営3)
セカンドセットは、最初リードしていたが相手のミスを待ってしまった。自分から取りにいけなくて、相手が攻めてきて押し切られてしまった。途中で自分からポイントを取りにいかないと勝てないと思い、ファイナルは切り替えてやった。次の試合は、チャレンジャーの気持ちで頑張りたい」

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