駒大対決制し、2選手がインカレへ

[硬式テニス部]関東学生テニストーナメント大会
 関東学生テニストーナメント大会【女子】6日目が5月16日、駒沢大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。


落ち着いたプレーでポイントを稼ぐ吉田=駒沢大学テニスコートで(上田将大撮影)


シーソーゲームを勝ち抜いた石川


<女子シングルスコンソレ2回戦>
○川上静香8―3鈴木聡子(青学大)●

<女子シングルスコンソレ3回戦>
吉田麻美8―3川口 瞳●
○石川玲伊8―4川上静香●

※数字はゲームカウント

 インカレ出場への最後のチャンスは駒大対決となった。吉田と川口の対戦は、中盤まで吉田のペースで試合が展開。川口は巻き返しをはかるが、吉田の安定したストロークに翻弄され上手くポイントを奪えず、そのまま吉田に軍配があがった。石川と川上の対戦は、3―3まで一進一退の攻防戦が続く。その後、石川が1ゲームリードしたのをきっかけに徐々に差を広げていく。川上も力強い球で反撃するが、それを許さず石川が粘り勝つ。結果、吉田、石川がシングルスでもインカレ出場を決めた。
 最終的に、シングルス6名、ダブルス3組のインカレ出場が確定した。
 
◆江口淳一監督
「(今大会は)女子は、インカレにシングルス6本いくことが目標だったから、達成できて良かった。今までで一番多い本数決まった。でもトーナメントであまり勝ち上がれなかったのが残念だった。まだ1部校には勝てない。男子は、シャンホンを中心に2本いけた。もう少しいかないと2部は危ない。でも、全日本の予選としては良い成績が残せたので評価したい」

吉田麻美(G4)
「昨日はすごく緊張していたけど、今日になったらあまり緊張しなかったので、いつも通りやろうと思った。結構気持ちが落ち着いていたのでストロークは安定していた。インカレはいつも2回戦で負けてしまうので、今年はそれ以上いけるように頑張りたい」

◆石川玲伊(英4)
「本当に緊張した。一緒に練習している分、嫌なコースばっかりつかれてシーソーゲームだった。丁寧にやりすぎて思い切りが足りなかった。でも1ゲームリードできて、そこはほっとした。(インカレに向けて)ラストの夏なので、ダブルスはひとつでも多く上位入賞を狙いたい。シングルスは、まだやらなきゃいけないことがたくさんあるので、しっかり練習していきたい」

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