若い力大爆発!全日本の切符つかむ

[体操競技部]第44回東日本学生体操競技選手権大会
 第44回東日本学生体操競技選手権大会が5月15、16日に栃木県体育館で行われ、駒大からは男子団体と女子団体が出場した。結果は以下の通り。


平行棒で力強さを見せる郡司=栃木県立体育館で(小出宏行撮影)

<2部校 男子団体>
優勝 駒 大 計400.65
2位 国武大 計396.00
3位 東海大 計389.45

<出場選手>
郡司大輝(法4)
浅野成也(営3)
藤巻立樹(法3)
松藤崇博(経2)
酒元 隼(営1)
安宅慎也(政1)

今年度初の公式試合。主将の梶間などをけがで欠くなか、新戦力たちがチームを盛りたてる。つり輪から好スタートし、跳馬で郡司が14.80を出すなど滑り出しは順調であったが、チームは後半になるにつれて体力が消耗し点数がなかなか伸びない。その中で1年の安宅、は一貫して好調であり、鉄棒では14.75と駒大トップの成績を出す。結果、2部校で1位で競技を終え見事、全日本インカレを切符を手に入れた。

◆柳浩二郎コーチ 
「(今日の男子は)つり輪から鉄棒まではよかったが、その後バテて、あん馬では失敗が続いた。でも、全日本インカレに向けて課題も見つかったし、400点とれたので合格点と言える。(自身は)まだ選手一人ひとりと解り合えているわけではないので、声を掛けて、選手の緊張をほぐせるように努めた。(今後は)今年は2部なので、是が非でも1部に上がれるように優勝して、来年につなげたい」

◆郡司大輝
「練習ではよかったし、試合も1年生が頑張ってくれたが、あん馬で一人失敗していて、自分が最後にしっかりと取らないといけなかったのに、失敗してしまった。満足できていない試合だった。東日本インカレでやったことを分析して、次につなげたい」

◆藤巻立樹
「新学年になったおかげで、自分の演技だけでなく後輩のことも気を配るようになった。自分が失敗しても雰囲気を壊さずにしようと。トップバッターのゆかとあん馬で流れを作れなかったのが悔しい。1年の時から出ているので実力に過信している所があるかもしれない。全日本に向けてひたむきに練習していく」

◆松藤崇博
「(今日は)まずまず。よかったのは跳馬なんだけど、つり輪と鉄棒で技を下げてしまってよくなかった。練習不足。(緊張は)あったようななかったような。浅野さんが抜けてしまってなんとかカバーしたかった。(去年より)構成がましになったかなと。(全日本インカレに向け)もっとDスコア(難易度)を高めたい。そして1部に上がれるよう頑張ります」

◆安宅慎也
「(今日は)調子はよかった。鉄棒が特によかったけど自信のある種目なので、もう一踏ん張りしたい。(緊張は)常にしている。でも大学では楽しみつつ緊張。(今後は)夏のインカレでチームに貢献できるよう(競技)後半の3種目も全力で挑めるように体力作りにも励みたい」

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