手痛いドロー…首位の背中遠のく

[サッカー部]第84回関東大学サッカーリーグ戦・第9節中央大学
 第84回関東大学サッカーリーグ戦・第9節中央大学戦が5月23日、平塚競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


途中出場で鋭いシュートを放つ活躍を見せた大塚=平塚競技場で(東條貴史撮影)


駒大0―0中大
 (0―0)
 (0―0)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、林堂 眞[3](→89分宮城雅史[2])、亀井秀将[4]、山崎紘吉[3]
MF金 正也[4]、金久保 彩[4]、湯澤洋介[2](→65分馬込 司[4])、碓井鉄平[1]
FW棗 佑喜[4](→65分大塚涼太[4])、田中信也[4]
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF三宅 徹[3]、濱田 宙[3]
MF奥村 情[2]
※[ ]内数字は学年

 細かくパスをつないでくる相手に対し、粘り強いディフェンスで応戦した駒大だが、なかなかシュートまで持ち込むことができず、一進一退の攻防が続く。73分、山崎がドリブル突破からこの日最大の決定機を作り出したが、大塚の放ったシュートは相手GKの体を張った守備に阻まれ万事休す。最後まで中大ゴールをこじ開けられず、痛み分けに終わった。

◆秋田浩一監督
「点数を取れなかったのが残念だった。判定勝ちがあれば判定勝ちしたかもしれないが。ディフェンスに関しては、(守備が機能した?)我々は横パスよりも縦パスにきちっといけるか。そういう意識があったから、中大の選手もマークされている時はもう一つ横を使わざるを得なかったのではないか。(次節へ課題)得点すること。さらに言えば、フィニッシュの前のパス。センタリングもしくはクロスボールの精度を高めたい」

◆金 正也主将(政4)
「どうしても勝ちたかった。チャンスはたくさんあった中で、決めきれない、勝てないところが今のチームの弱さというか、実力だと思う。声をかけてマークを受け渡すところは、試合前からやろうと思っていた。極端にやられた場面もなく、ある程度はできていた。(間が空いて)休めるので、しっかりと準備して大臣杯の切符を手にしたい」

◆亀井秀将(法4)
「点を取れなかったことがすべて。(首位の)明大が勝っているので、(明大に)追いつくためには勝たなければならなかった。(守備は)狙いを縦パスにしていて、横パスは回させているという感覚なので、何本か(縦パスを)通されたが、その点に関してはある程度やれたかな、と思う。リーグ戦は絶対勝たないと、これ以上離されると優勝も遠くなってしまう。大臣杯は、最後の年なので、何が何でも気持ちで取りたい」


◆大塚涼太(営4)
「 (試合を振り返って)決定力が全体的に無かったと思う。自分もチャンスがあったが得点することに対して甘さがでてしまい、この試合に勝てなかっと思う。(途中出場で意識したことは?)競り合いに負けないこと、前節は全然打てなかったシュートすることを強く意識した。(次節に向けて)次も貪欲にゴールを取りにいきたい」

◆田中信也(営4)
「攻めてる時に点が取れなかったのが勝てなかった原因だと思う。もっと運動量を増やして、自分の持ち味をいかして点を取れるよう頑張りたい」

次節第10節は6月12日(土)、古河市立古河サッカー場早稲田大学と11:30から対戦する。

【会場へのアクセス】
古河市立古河サッカー場
・JR「古河」駅より三高経由栗橋行きバスに乗車、「赤松町」下車、徒歩約5分
・JR「古河」駅よりタクシーで約15分

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