玉木、湯地がそろって自己ベスト

[陸上競技部]第208回日本体育大学長距離競技会
 第208回日本体育大学長距離競技会が5月30日、日本体育大学健志台キャンパスで行われた。駒大からは5000mに玉木、岡本、湯地が出場。


ラスト300mでスパートをかける玉木=日本体育大学健志台キャンパスで(青山奈那美撮影)


大学初レースで積極的な走りを見せる湯地(柳 志帆撮影)

 4月に自己ベストを更新している玉木は、序盤から好位置でレースを進める。3000mで前に出た選手には付いていけないものの、3位集団を維持。ラストもペースダウンすることなく、今季2度目の記録更新となった。湯地は積極的にスタートから上位に付け、残り1000mでトップへ躍り出る。ラスト1周で順位は落とすが、自己ベストを縮める好走を見せた。一方岡本は、3000mから徐々に順位を落とし記録を更新できなかった。結果は以下の通り(上位3名までと駒大関係のみ)。

<5000m>
【21組】
1着 荒井亮介(国士大) 14:14:84
2着 三田裕介(早大) 14:19:98
3着 小川博之(八千代工業) 14:20:87
5着 玉木達也(営4) 14:23:09☆

【22組】
1着 前田悠貴(早大) 14:11:76
2着 橋爪孝安(松蔭大) 14:15:17
3着 梅野大地(大東大) 14:15:95
18着 岡本尚文(現3) 14:41:00

【23組】
1着 大沼 睦(帝京大) 14:14:80
2着 坪内淳一(カネボウ) 14:15:52
3着 瀬戸智弘(カネボウ) 14:16:01
5着 湯地俊介(歴1) 14:16:81☆
18着 高橋 徹(08年度卒、現・富士通) 14:31:51

【24組】
17着 森田圭祐(06年度卒、現・東京電力) 14:04:84
20着 太田貴之(04年度卒、現・富士通) 14:08:96
※☆は自己ベスト

◆玉木達也
「残り2000mは(前の2人に)ついていく自信がなかったので引いて走った。もっと積極的に行けば(14分)10秒台も出せたので、そこが課題。(今シーズンは)練習も継続してできてるし、試合もたくさん出させてもらっている。けど、結果が出せなくて監督からもそろそろ結果を出してほしいと言われたし、4年として引っ張っていかなきゃならない。キャプテンの飯田や今走ってるメンバーに負担をかけたくないし。夏はしっかり走りこんで秋に結果を残し、いい流れで駅伝シーズンに入りたい」

◆湯地俊介
「(大学初レースは)最初の入りはよかったけど、1000m過ぎからペースダウンした。3000mで仕掛けて行った。(積極的な走りだったが)自己ベストは狙っていた。前回の自己ベストを出して以来初めてのレースだったので、その上を目指していた。(同学年が活躍しているが)高校から一緒の油布には負けたくない。油布が結果を出す度自分も頑張ろうと思う。(今後に向け)自分はレースより駅伝重視なので、夏の合宿でしっかり走り込みたい」

Copyright (C) 2003-2017 KOMADAI SPORTS NEWSPAPER, All Rights Reserved.

当サイト内の写真、記事等の著作権は駒大スポーツ編集部に帰属します。無断での転載・二次利用を固く禁じます。

KOMASPO is the member of the Kanto university sport newspaper league.