3部優勝!リベンジの入替戦へ

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ3部優勝決定戦対城西大
 東都大学準硬式野球春季リーグ3部優勝決定戦対城西大が6月3日、獨協大越谷グランドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


優勝を決め喜びを爆発させる選手たち=獨協大越谷グランドで(山田遼太郎撮影)


鹿嶋は適時打3本で3安打3打点


死球による右肘痛に耐えながら活躍を見せた黒川


駒 大 001 1031 001 16
城西大 003 103 000 7

      打安点
(2)鹿 嶋 533
(6)大 越 511
(9)小笠原 201
(3)高 木 623
(5)黒 川 423
5 小 野 110
(8)石 田 412
8 高 橋 210
(4)山本泰 621
DH梶 野 411
(7)植 松 300
H7道 場 200
     計441415

▽ニ塁打=黒川

     回 打安責
○ 蔀  9 43103

 3回に鹿嶋勇太(営2)の左前適時打で先制するが、直後の守備で2死一、二塁から左中間に放たれた打球を外野手が見失い2失点。続く打者にも中越適時三塁打を浴び、この回3点を失う。しかし、4回、これまで1安打に抑えられていた打線が爆発。5番・黒川裕貴(地3)の死球を契機に梶野大樹(経3)の勝ち越し打を含む打者14人の猛攻で、一挙10点を奪い逆転する。先発・蔀隆彰(経3)も失点こそ許すが、4回以降は自責点0に抑える粘投。9回は最後の打者を空振り三振に仕留め、3部優勝を決めた。

◆小野文矢主将(商3)
「最初は緊迫していたけど、バッティングが良くてシャープに打ってくれた。流れを作って、離すことなく試合ができたことは成長したなと思う。試合前にコンパクトにつないでいこうと話して意識統一ができたことはよかった。(3部優勝は)3年は下がることしか経験してなくて、上がりたいって気持ちが強く出た結果。下級生が支えてくれて本当に感謝している。(入替戦では)みんなで勝つ」

◆蔀 隆彰
「3回に3点取られてマズいと思ったり、エラーもあって気持ちが切れそうになったけど、守備陣がミスしようと自分が抑えてやろうという気持ちに持って行けた。最後の三振は狙った。(打線の援護は)本当に頼もしい。ただ、強いチームは投打でかみ合ってる。打撃陣に甘えることなく今後はやっていきたい。(入替戦は)去年とは逆で今年は失う物がない。優勝して勢いもあるんで、有利な展開に持って行きたい」

◆黒川裕貴
「最近は追いかける試合がなかったけど、逆転された後に大量点を取れたのが大きい。(死球は)痛かった。でも今日はホームランじゃなくて連打が続いて点を取っていたから、続きたいって思ってたんでよかった。連打で勝てたことは入替戦にもつながる。打つチームなのでエラーが出ても打って返せたのはよかった。(入替戦は)自分のできるプレーを意識して、いい流れで油断しないで勝ちに行く」

◆鹿嶋勇太
「立ち上がりは勝ちたい気持ちが強すぎて、空回りしてる感じがあった。(4回は)死球を契機に良い雰囲気になれた。(3安打3打点だが)打った打席はランナーがいたんで、蔀さんを楽にしてあげたいという気持ちで打席に入った。(蔀は)絶好調ではなかった。ただ、それでもしっかりまとめるところはさすがだなと思う。(入替戦は)一瞬一瞬のプレーがすごく大事になってくる。去年と違って挑戦者なんで、思い切りやりたい」

◆梶野大樹
「(逆転の適時打は)打ったのはスライダー。あまり調子は良くなかったんだけど、使ってもらってたんで打つしかないと。(誕生日に3部優勝は)よかった。嬉しい。でも上がらないと意味がないから。(3時間試合は)長かったけど、集中力は切れなかった。DHは入り方が難しいけど、気持ちは切らさないように。(入替戦は)出れたら自分の仕事をして2部に上がりたい」

 なお、次戦・対東農大2部3部入替戦は6月14日、13:00から上柚木公園野球場で行われる予定。

■会場アクセス
京王相模原線「南大沢」駅から徒歩20分。
・または京王バス北野駅行き」、「八王子駅南口行き」で「陸上競技場前」下車、徒歩3分

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