延長戦の激闘制し、大阪行き決める!

[サッカー部]第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東代表決定戦 順天堂大学
第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東代表決定戦2回戦の順天堂大学戦が6月6日、順天堂大学酒々井グラウンドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


試合終了まで、ゴールを許さなかった岡(写真右)=順天堂大学酒々井グラウンドで(白瀬忠意撮影)


大臣杯出場を決め、喜びを分かち合う選手ら


☆駒大1―0順大
 (0―0)
 (0―0)
 (1―0)
 (0―0)
【得点者】()はアシスト
93分:[駒]大塚(山本)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、林堂 眞[3](→99分笠井雄太[4])、亀井秀将[3]、山崎紘吉[3]
MF金 正也[4]、金久保 彩[4]、田中信也[4](→73分湯澤洋介[2])、碓井鉄平[1]
FW棗 佑喜[4](→90分大塚涼太[4])、山本大貴[1]
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF濱田 宙[3]
MF宮城雅史[2]
FW馬込 司[4]
※[ ]内数字は学年

 序盤から駒大がペースを握り、相手ゴールに攻め込むもあと一歩のところでボールがつながらず、得点を奪えないまま前半は終了する。後半も田中や山本らを中心にチャンスを作るが、90分間を終えても両チーム得点はなく、勝負の行方は延長戦へ。そして迎えた延長前半3分、金久保の縦パスから、山本のヒールパスを受けた延長戦から交代出場の大塚が相手選手をかわして蹴りこみついに待望の先制点。その後は順大の猛反撃にあい苦しい試合展開となるが、最後までDF陣が持ちこたえ1-0で勝利。予選を突破し、大阪で行われる本大会への出場を決めた。

◆秋田浩一監督
「よく頑張ったのではないか。もう少し闘って欲しかったが、一生懸命やっていた。相手よりは諦めなかったり、頑張ったりはしたからこういう結果になったと思う。(課題は)もう少し外からボールを入れたいのと、入れるボールの正確性。フィニッシュの前のパスの精度が改善されれば、少ないチャンスで勝てると思う。(大臣杯は)ここのところ2回戦で負けているので、ベスト4になりたい。そこまで行けば後はなんとかなると思うので。自分たちのサッカーを徹底してやりたい」

◆金 正也主将(政4)
「トーナメントで一発勝負なので、ベンチ入りの選手や試合に出れない選手も含め全員一緒に戦う事を意識していた。PK戦にするつもりはおそらくみんななかったので、絶対点を取って、それがああいう結果になって、それも大塚が決めてくれて嬉しかった。(大臣杯に向け)何より一戦一戦をチャレンジャーのつもりで、去年二回戦で負けているので、その悔しさもあるし、やはり三冠取るつもりで、一つのタイトル、絶対大阪で取りたいなと思う」

◆大塚涼太(営4)
「暑い中みんな良く頑張ってくれたと思う。昨日はヘディングでは負けるなと監督から言われていたが、なかなか勝てなかった。でも今日は得点できたので良かったと思う。あの点に関しては、夢中だったのであまり覚えていない。出る前はかなりのプレッシャーがあったが、名前を呼ばれた時はやってやろうという気持ちになった。(本戦に向けて)全国大会に出るからにはチーム一丸となって優勝を目指したい」

金久保彩(経4)
「今日の試合は大事になると思った。だが、そこの所からの切り替えが遅かったし、FWに入ったときのセカンドへの反応が悪かったと思う。(決勝点の大塚選手は同じ高校出身ですが心境は?)それはうれしいです。チームのためにやってくれたので良かったと思う。(大臣杯へ目標は?)初めて出るので、試合に出たら、チームのためにやりたい。出るからには目標にしているタイトルを取りたいので、チームで1つになってやっていきたい」

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