決まらぬシュート…3戦連続ドロー

[サッカー部]第84回関東大学サッカーリーグ戦・第10節早稲田大学
 第84回関東大学サッカーリーグ戦・第10節早稲田大学戦が6月12日、古河市立古河サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


今季リーグ戦初出場を果たした笠井=古河市立古河サッカー場で(東條貴史撮影)


駒大0―0早大
 (0―0)
 (0―0)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、金 正也[4]、亀井秀将[4]、山崎紘吉[3]
MF笠井雄太[4]、奥村 情[2]、湯澤洋介[2](→87分田中信也[4])、碓井鉄平[1](→82分馬込 司[4])
FW肝付将臣[3]、山本大貴[1](→68分大塚涼太[4])
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF林堂 眞[3]、濱田 宙[3]
MF宮城雅史[2]
※[ ]内数字は学年

 序盤は押し込まれる展開が続いたが、相手の攻撃を粘り強く跳ね返すと、徐々に自分たちのリズムを取り戻す。58分、湯澤が1対1のビックチャンスを迎えたが、これは相手GKに阻まれると、60分には酒井が放ったシュートがバーを叩く。さらに69分にも奥村がボレーシュート放ったが、またしてもバーに嫌われ、ネットを揺らせず。相手の2倍近くシュートを放ちながら、最後までゴールを奪えず、悔しいドロー決着となった。

◆秋田浩一監督
「もう少し運動量があった方が良いと思う。苦しい時も、もう少し前から厳しく行ければ、もっと良かったのではないか。守備面では、パスを回されても最後に縦に入ってくるボールをしっかりと体をつけて対応出来たことは、評価できる点だと思う。攻撃面では笠井の跳ね返したボールを上手く周りが拾えていなかった。そこが次の攻撃に繋げられない要因だと思う。(次節に向けて) 前からの守備と両サイドからの速い攻めを意識してやりたい。最後なので思いっきりぶつかっていきたい」

◆金 正也主将(政4)
「ビッグチャンスがかなりあったが、それを決められないのが今の実力。セカンドボールを拾うという戦術的な決まりごとができない。やることは皆分かっていると思うが、出るからには戦術的な理解度を高めて、それを100%やるようにしてほしい。(守備面)怖かったのはセットプレーだけ。(次節は明大戦)回されても粘り強く守備をして、速い攻めで、精度なり質なりを工夫してあげていけば勝てると思う。勝たなければいけない」

酒井隆介(歴4)
「決定的な場面に決めていれば楽に試合が進められたかなと思う。(意識したことは)すごく暑かったので、集中力を切らさずに縦に入ってくるボールに対してしっかり処理していった。(次節に向けて)勝つしかないので、頑張ります」

◆笠井雄太(政4)
「リーグ戦は去年以来だった。ワンボランチだったので、跳ね返すことだけを考えてやった。(ボランチを組んだ碓井について)ボールを持つことができ、パスも出せるので、攻撃は彼に任せて自分は守備に専念した。(次節へ)直接対決で勝たなければ優勝に向けて後がなくなるので、勝ちたい」

◆肝付将臣(地3)
「監督にはヘディングを絶対負けるな、と言われていたのでそれだけを意識して試合に入った。最初は相手のCBに負けていたが、みんなが鼓舞してくれて、少しずつ自分のリズムを取り戻せた。ただ、90分間闘い続けなければいけないが、終盤バテてきて、ここぞというところで競り勝てなかったり、走れなかった場面があったので、そこはもう少し自分の意識で変えていかないといけない。(次節)明大戦は絶対落とせないので、駒大らしさのガッツ溢れるプレーで明治を倒しにいきたい」

次節第11節は6月20日(日)、西が丘サッカー場明治大学と13:50から対戦する。

【会場へのアクセス】
西が丘サッカー場
都営地下鉄三田線本蓮沼」駅下車、A-1出口より右へ徒歩8分

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