エースが決勝弾!独走明大に土つける

[サッカー部]サッカー部]第84回関東大学サッカーリーグ戦・第11節明治大学
 第84回関東大学サッカーリーグ戦・第11節明治大学戦が6月20日、西が丘サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


決勝点となるシュートを放つエース棗=国立西が丘サッカー場で(白瀬忠意撮影)


得点後、喜びを分かち合う棗(写真左)と山本


巧みにボールをキープする山本


☆駒大1―0明大
 (0―0)
 (1―0)
【得点者】()はアシスト
63分:[駒]棗(林堂)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、林堂 眞[3]、金 正也[4]、山崎紘吉[3]
MF田中信也[4](→84分濱田 宙[3])、金久保 彩[4]、笠井雄太[4]、碓井鉄平[1]
FW棗 佑喜[4](→93分大塚涼太[4])、山本大貴[1](→71分肝付将臣[3])
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF亀井秀将[4]
MF宮城雅史[2]
MF湯澤洋介[2]

※[ ]内数字は学年

 序盤から山本が献身的に前線で動き回り攻撃をリードしていく。さらにサイドから田中、金久保を起点に中央に構える2トップを目掛け速いクロスを送り明大DFを崩しにかかるが、得点できず前半終了。試合が動いたのは後半17分、林堂が相手DFの裏に走り込む棗にロングパス。これを拾った棗が冷静にゴール左隅に放ち先制。その後は明大の猛攻にあうが、この1点を守り抜き、今季リーグ戦無敗の明大相手に貴重な勝ち点3を得た。

◆秋田浩一監督
「(今日は)選手たちが暑いなか、よく頑張ってくれたと思う。(無敗の明大が相手だったが)これ以上離されると明治の独壇場になるのは避けたかった。何とか勝ち点差を7にできて良かった。(得点シーンについて)あれしかないと思っていた。棗のスピードが生きた。準備する動きも出来ていたので成長したと思う。(大臣杯へ向け)去年は2回戦で負けているので、もう1つ上を目指していきたい。何とか今日の勝利が生きるようにやっていきたい」

◆金 正也主将(政4)
「勝ち点差を縮めるためにも勝利が必要だった。後期に優勝を狙うには絶対に負けられない試合だった。内容とか関係なく絶対勝つことだけを意識してやった。後期には優勝争いができるのでそういう意味で勝ててよかった(総理大臣杯について)新しい駒大の歴史を作ろうとみんなでやっていこうとしてるんで、まず一つのタイトルをとるために準備していきたい」

◆棗 佑喜(経4)
「絶対勝つという意識で臨んだ。(得点について)林堂がいいボールをくれたし、後は決めるだけだったので、チームにすごい感謝している。(大臣杯に向け)今日勝っていい流れでいこうといってて、チームの雰囲気もいいですし、なんとしても新しい歴史を作りたいと思う」

◆岡 大生(商4)
「率直に嬉しい。相手が無敗ということよりも、試合前から勝ち点が10も離されていたので勝つしかないと監督にも言われたし、全員で勝ちにこだわることを意識してやった。前半からみんな動けて粘り強く走り回ってくれたので後ろとしては楽にできた。(大臣杯に向け)トーナメントだから1戦1戦勝つしかないと思うので、全力を出して日本一を目指したい」

酒井隆介(歴4)
「(明大・山田とのマッチアップについて)どっちかが主導権を握れれば、という感じだったし負けたくなかったが、少しやられた感があった。けど、チームの勝利が一番だったので勝てて良かった。(大臣杯は)4年生にとっては最後の大臣杯。最後だし、チーム一丸になって優勝したい。自分たちが入って、まだタイトルを獲ったことが無いので、自分たちからまた優勝して“常勝駒大”を復活したい」

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