大逆転!総力戦で6年ぶりV達成!

[サッカー部] 2010年度第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント決勝・中京大学
2010年度第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント決勝・中京大学戦が7月10日、大阪長居スタジアムで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


PKで同点ゴールを決める金久保=大阪長居スタジアムで(近藤信太郎撮影)


大塚が2度目の同点ゴールを放つ場面


久々の優勝を味わい、表彰式後に喜びを爆発させる選手たち


☆駒大3―2中京大
 (1―1)
 (1―1)
 (0―0)
 (1―0)
【得点者】()はアシスト
17分:[中]齋藤(佐藤)
26分:[駒]金久保(PK)
65分:[中]中村
90分:[駒]大塚(酒井)
104分:[駒]湯澤(濱田)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、金 正也[4]、山崎絋吉[3]、濱田 宙[3]
MF笠井雄太[4]、金久保 彩[4]、田中信也[4](→69分湯澤洋介[2])、碓井鉄平[1](→80分亀井秀将[4])
FW肝付将臣[3](→74分大塚涼太[4])、山本大貴[1]
【SUB】
GK井指隆範[4]
MF宮城雅史[2]
MF奥村 情[2]
FW大園祥太[3]
※[]内数字は学年

 常にリードを許す苦しい展開だったが、大塚が後半ロスタイムに起死回生の同点ゴールを決めて何とか追いつく。延長戦に突入すると、運動量が落ちない駒大が足の止まった相手を圧倒。104分、途中出場の湯澤がドリブルから右足で放ったボールをゴールネットに突き刺し逆転に成功する。試合はこのまま終了し、6年ぶり6度目の日本一を成し遂げた。

◆秋田浩一監督
「(追いかける展開だったが)一生懸命プレーしてくれれば、何回かチャンスはあると思っていた。湯澤に関しては彼のドリブルに賭けた。決勝点は出来すぎかもしれない。この優勝が終着点ではないので、チームで1つにまとまって、また1つ上のレベルを目指したい」

◆金 正也主将(政4)
「(優勝)嬉しい。(収穫)悪いなりの試合でも、チームとして同じ方向を向いて最後まで諦めないで闘って逆転する力がついてきた。チームとして成長したのかなと思う。(天皇杯)プロを倒すというのも一つの目標に入っているので、一戦一戦チャレンジャーの気持ちを忘れずにぶつかっていく。自分たちの代は天皇杯は初めてなので、このチームで頑張りたい」

酒井隆介(歴4)
「(今の気持ち)サイコーです!正直(体は)一番キツかったが、最後の試合ということで頑張った。(金が上がった時の指示)特に無かった。金が上がったら、前に前にボールを出して金に競らせて、そのこぼれ球を狙う。金が上がったこと自体がそういう指示なので、言われなくても理解できた。(天皇杯)この勢いで頑張りたい」

金久保彩(経4)
「人生で初めての優勝なので嬉しいし、この仲間とできて良かった。この暑い中で連戦を戦うのはキツくて、疲れのある中で自分のプレーがなかなか上手くいかずにきてしまったので、運動量を増やさないといけない。(天皇杯)勝ち上がっていけばプロとやれるので、そこでチーム一丸となって、優勝という気持ちで頑張っていきたい」

◆大塚涼太(営4)
「(得点)酒井に長いボールが入ったときから、競り勝ってくれると信じて動き出していた。(天皇杯・リーグ)天皇杯もプロに勝つ、というつもりでやっているので勝ちたい。リーグは、逆転優勝するために、うちはもう落とせないが、このチームならそれも夢でないと確信している」

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