１部校相手に善戦するも、決勝で敗退
[男子バレーボール部]平成21年天皇杯・皇后杯全日本６人制バレーボール選手権大会都予選大会
平成22年天皇杯・皇后杯全日本６人制バレーボール選手権大会都予選大会・トーナメント・３回戦・決勝戦が東京電機大学付属高等学校体育館で行なわれた。
攻撃の柱として多くの得点を挙げた須藤＝東京電機大学付属高等学校体育館で（白瀬忠意撮影）
３回戦では１セット目序盤から駒橋などのスパイクが決まり、得点を重ねる。中盤でミスが出たが羽原のブロックで流れをつかみセットを獲得。２セット目もサービスエースやブロックが要所で決まり、終始リードを保ったまま勝利。決勝戦へと進んだ。
３回戦・決勝戦とフル出場を果たした佐々井
同日の決勝戦では１セット目、点の取り合いからミスで崩れ、そのまま点差を離される。最後まで立て直すことができず、セットを落としてしまう。続く２セット目では橋本や駒橋のスパイクでチームの流れを作る。途中１点差まで詰め寄られるが、与那嶺のツーアタックなどで逃げ切りセットを取った。３セット目はラリーが長く続くなか、寺村のブロックや橋本のサービスエースで点を決めるが、中盤のミスから乱れ、連続得点を許す。フェイントで粘るが追いつけず、１部校相手に勝利を上げることはできなかった。
【３回戦】
☆駒大２ー０PHESANTS
１st（25ー16）
２st（25ー18）
【決勝戦】
駒大１ー２法大☆
１st（17ー25）
２st（25ー21）
３st（21ー25）
◆スターティングメンバー
Ｌ＃21須藤直弥(営２)
Ｌ＃33羽原悠紀(歴１)
Ｒ＃11駒橋良幸(営３)
Ｓ＃８与那嶺勇磨(政３)
Ｃ＃22武波真司(地２)
Ｃ＃23寺村遼太郎(経２)
リ＃１佐々井優志(法４)
◆鈴木淳平監督
「(３回戦)対戦相手のミスで助けられた部分があった。(決勝戦)法大はさすがに１部で戦っているチームなので、個人個人の力の差は多少あるとは思うが、チームとしてはそんなに大きな差ではなかったと思う。２セット目なんかは、終盤うちが我慢して、相手のミスを誘ったりする場面もあった。上級生は下級生をフォローしてくれているので頼もしい。下級生は責任感からなのか動きが硬い。もっとのびのびと、上級生がカバーしてくれているという気持ちでやってほしい」
◆佐々井優志
「(３回戦)３年生がスタメンに入ってくれたのですごいやりやすかった。ストレートで勝てたし、まぁよかったと思う。(決勝戦)久々に格上のチームといいゲームができたので、やっていて楽しかった。今までのチームとは違ってちゃんといいバレーができているなと感じた。(チームの課題)サーブとブロック。とにかくそこ。(夏に向けて)リベロとしてのボールをあげたり、つないだりする能力の向上と、チームをまとめることが個人の課題。チームの課題はリーグに向けて夏で一皮むけること。うちもまだまだなので、精神面も技術面も両方しっかりやっていきたい」
◆駒橋良幸
「ずっと試合に出ていなくて久しぶりに出たので、スタメンに戻りたいと思いながら頑張った。(３回戦)自分たちがやれる事をやれば絶対勝てると思っていたので、自分たちで頑張るというよりは３年生が入ることによって２年生がのびのびとプレー出来るように意識していた。(決勝戦)自分たちの練習の成果を出しきって、やれるとこまでやろうと思っていた。チームみんなしっかりやったと思うので、よかったと思う。次はリーグだと思うのでもう一回上位に入れるよう頑張りたい」
◆須藤直弥
「昨日よりはいいかなと思った。(３回戦)相手のミスが多くて、こっちのリズムがつかめてどんどん行けたなと思う。(決勝戦)自分たちのサーブが弱く、相手のペースに行かれてしまったが、２セット目はこっちがどんどんサーブを攻められて、自分たちのリズムを掴めたのがわかった。(修正点)サーブミスが多い事と、サーブの得点率を上げたい。(目標)この夏でもっと練習してリーグ戦、一試合でも多く勝てるよう頑張りたい」
◆羽原悠紀
「スタメンは朝言われたけど、特に緊張とかはなかった。先輩が引っ張ってくれたので、すごくやりやすかった。今日はいいプレーもあったけど、サーブミスが多くて悔しかった。練習ではブロックとサーブを重点的にやっていたので、今日ブロックがうまく決まって、さらに伸ばしていこうと思った。サーブは修正して練習したい。(夏に向けて)暑いので、体力負けしないようにして秋リーグに臨みたい」
