ユース王者下し、2回戦進出!

[サッカー部]第90回天皇杯サッカー選手権大会1回戦対東京ヴェルディユース
 第90回天皇杯サッカー選手権大会1回戦対東京ヴェルディユース戦が9月3日、国立西が丘サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


先制し、喜びを分かち合う選手ら=国立西が丘サッカー場で(白瀬忠意撮影)


途中出場ながらも決勝点を挙げた大塚


体を張った粘り強いディフェンスを見せた林堂(写真右)


☆駒大1―0東京V
(0-0)
(1-0)
【得点者】()はアシスト
77分:[駒]大塚(棗)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、亀井秀将[4]、林堂 眞[3]、田中雄一[1]
MF金 正也[4]、金久保 彩[4]、湯澤洋介[2](→84分田中信也[4])、碓井鉄平[1]
FW棗 佑喜[4](→88分肝付将臣[3])、山本大貴[1](→75分大塚涼太[4])
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF砂川大志[3]
※[]内数字は学年

 6年ぶりの出場となった天皇杯の初戦。序盤は主導権を握っていたが、25分頃から次第にクラブユース覇者の東京VYのパスワークに苦しめられ始める。しかし、ゴール前で粘り強く守り、無失点で前半を折り返す。そして延長戦突入も見え始めた後半32分、棗のヘディングから大塚がドリブルシュートで豪快にゴールネットを揺らし、待望の先制点。終盤の相手の反撃も最後までしのぎ、2回戦に駒を進めた。

◆秋田浩一監督
「(得点が)入ったのは(シュートが)上手かった。暑い中では限定して縦に入ってくるボールを奪うというのはそれなりにできていたのではないか。後半に向けては、DFラインを上げろ、中盤の両サイドを絞れ、とはいっていた。DFラインを上げれば、ボランチとの距離が縮まり高い位置でボールを奪えるので。(大塚は)あの角度は得意というか、いつも決めている位置。(次戦は)プロとなので、走り勝つしかない。負けても良いから得点を奪いたい」

金正也主将(政4)
「(今日は)全然良くなかった。試合前から連動して前から(守備を)と言っていたが、僕たち(守備陣)とFWとの連携がうまくいかず、相手のボランチに繋がれる形が多く、前半はそこが良くなかった。(後半は)全体的に押し上がったことで僕らも前にいけたり、相手のFWに入ったところに(守備に)行きやすくなったりした。(次戦は)当然ボールを回されて、勝てないシーンやキツいシーンもあるだろうが、運動量や諦めない気持ち、相手より走る、闘うという部分で競れれば、勝つチャンスが出てくると思う」

◆大塚涼太(営4)
「(得点は)打った瞬間相手のディフェンスに当たってヤバいと思ったけれど、入って良かった。(勝負強さと決定力)実感はないけれど、出た時は結果を残さないとでられないと思っている。自分は得点をすることぐらいでしかチームに貢献することはできないので、そこを心得てプレーしている。(次戦は)きつい試合になるのはもうわかっているので、そのなかで自分たちのサッカーをやればいい結果がついてくると思って皆で信じてやっている」

田中雄一(法1)
「前半は思うように動けず、試合を通じて自分のプレーができなかった。まだ慣れないところもあったが、先輩方と話し合いながら修正した。相手がボールを回してくるのは最初からわかっていたので、縦に入ってくるボールをいかに奪うか。後半は前半より良くなり、その分チャンスができたと思う。(次戦は)中学の時にFC東京の下部組織にいたので、勝ちたいという気持ちがある。今日よりも自分のプレーを出していきたい」

 なお、2回戦は9月5日(日)、味の素スタジアムでFC東京と対戦する。

■会場へのアクセス
味の素スタジアム
京王線飛田給」駅下車徒歩5分
西武多摩川線「多磨」駅下車徒歩20分
JR中央線「武蔵境」駅よりバス20分、「萩の原住宅」バス停下車5分
JR中央線武蔵小金井」駅、小田急線「狛江」駅よりバス25分、「萩の原住宅」バス停下車5分

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