守備が崩壊…後期は黒星スタート

[サッカー部]第84回関東大学サッカーリーグ戦・第12節法政大学戦
 第84回関東大学サッカーリーグ戦・第12節法政大学戦が9月10日、厚木市荻野運動公園で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


前半37分に先制点を奪われるシーン=厚木市荻野運動公園で(白瀬忠意撮影)


前半ロスタイムに同点弾を放つ田中信


2点を決め喜ぶ真野(法大)と呆然とする守備陣


駒大1―3法大☆
 (1―1)
 (0―2)
【得点者】()はアシスト
37分:[法]浅田(深山)
45+1分:[駒]田中信
48分:[法]真野
61分:[法]真野(深山)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、林堂 眞[3]、金 正也[4]、田中雄一[1]
MF山崎紘吉[3]、金久保 彩[4]、湯澤洋介[2]、碓井鉄平[1](→73分肝付将臣[3])
FW棗 佑喜[4](→73分大塚涼太[4])、田中信也[4](→77分佐光 塁[4])
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF三宅 徹[3]
DF砂川太志[3]
MF奥村 情[2]
※[ ]内数字は学年

 お互い攻略の糸口を探りあい、立ち上がりは静かに時間が過ぎたが、早いタイミングでボールを縦に入れてくる相手に徐々に押しこまれた。37分に失点すると、前半終了間際に田中信の今季初ゴールで追いついたが、後半もサイドを起点に崩されさらに2点を失ってしまう。大塚、肝付ら攻撃的な選手を投入し、最後までゴールを目指したが、相手守備を崩しきれないままタイムアップ。痛い黒星を喫した。

◆秋田浩一監督
「上手くやられたというか、縦に速くボールを入れてくるのは予想していなかった。先週(天皇杯で)戦ったFC東京や東京ヴェルディユースに比べて、縦に入れてくるのが速かったと思う。後半の中ごろから一生懸命ボールにいったので、そこで(得点を)取れなかったのは、そこが弱いということ。チャンスはたくさんあった。(次戦は) ぜひ勝ち点3を取れるように頑張りたい」

◆金 正也主将(政4)
「(今日は)全然戦えなかった。チーム全体が駒大のコンセプトを徹底できていなかったというのが1番。局面、局面で戦えなかったし、立ち上がりの球際も相手に負けていた。しかも相手は徹底して裏を狙っていたし、そこで向こうにリズムがいってしまった。前に蹴って、競って、セカンド拾ってというのを繰り返しやるのがウチのスタイルなので、そこを変えないでやりたい」

◆田中信也(営4)
「 駒大サッカーが徹底できなかった。勝ちが必要な試合だったので、絶対勝ちたかった。(得点は)たまたまいいボールが来たので枠に入れたら入った。今日はFWだったので、結果を残さないといけないと思っていた。ポジションが変わっても、裏に抜けることはFWでもサイドでも同じ。駒大サッカーを徹底すれば負けることはない。駒大サッカーを徹底、連続、継続し、チームで結果を残したい」

◆林堂 眞(現3)
「相手がどうとかと言うより、自分たちの問題。戦えない、走れないというか、気持ちの部分でもっと強くならないといけない。今日勝つか勝たないかで、優勝を狙えるか狙えないかという大事な試合だったので、それで勝てなかったというのは悔しい。これ(今日の敗戦)ですごく厳しくなったが、一つ一つ勝っていくしかない。目の前の試合に勝てるように全員で頑張っていこうと思う」

 なお、次戦第13節・対拓殖大学戦は9月15日、17:50から江戸川陸上競技場で行われる。

■会場へのアクセス
東京メトロ東西線「西葛西」駅下車、徒歩15分。または「晴海町二丁目団地」行きバスに乗車、「清新第三小学校前」下車、徒歩約2分

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