打線振るわず14三振、勝ち点落とす

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ対拓大2回戦
 東都大学野球2部秋季リーグ対拓大2回戦が、9月14日神宮第2球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


好機で併殺打に倒れ、ヘルメットを叩きつける白崎浩=神宮第2球場で(野木聡介撮影)


拓 大 000 020 201 5
駒 大 000 010 000 1

      打安点
(6) 岡  310
(4)赤 木 311
(5)白崎浩 400
(7)山 下 310
PH柴 田 100
DH北 畠 310
(2)上村新 200
PH森 田 100
(8)小 林 200
H8中 谷 100
(9)奥 野 310
(3)笠 間 300
     計2951

二塁打=山下

      回   打安責
●井 口 6 1/3  2873
 小 倉 0     110
 白崎勇 2 2/3  811

 4回まで相手打線を2安打に抑えていた先発の井口拓皓(経2)が、5回に左越本塁打を浴び先制点を許す。しかしその裏、赤木義英(営4)の中前適時打で1点を返す。なおも1死一、二塁の好機だったが白崎浩之(法2)が併殺打に倒れ、同点に追いつけず。7回にも井口が1点を失い降板すると、1死一、二塁の場面で小倉元平(営3)が登板するが、中前適時打で突き放される。打線は6回以降安打が出ず、14三振を喫し勝ち点を落とした。

◆小椋正博監督
「(勝ち点を落としたが)見ての通り。残りの試合で勝っていくしかない。(打順は)4年生がらしくない。オープン戦が良かっただけに、思い切りがない。(井口は)悪くはなかったと思う。エラーは付き物だから仕方がない。少しかわいそうだったけど。(次戦は)まず、チームをしっかり立て直すこと。そこから」

◆笠間将裕主将
「(試合前は)負けられない試合なので、ぐちゃぐちゃになってもいいからこの試合を取りにいこうと声をかけた。(井口は)攻撃のリズムを作りきれず、点を取り切れなかったので厳しいピッチングをさせてしまった。(白崎勇を)出したということはこの試合を落としたくないということだったけど…。(次戦は)可能性がある限り、自分はこのチームを信じて試合をするだけ」

◆赤木義英
「(適時打は)打ったけど2つも三振だったので。勝ててないし、複雑。勝たないと打てても意味がない。次から8連勝する。(送りバントは)2番の仕事なので失敗していたら意味がない。100%できるようにしないと。(バッティングは)点が取れないので。2日で3点じゃ…。今日は野手の責任。(安打は)次から2本3本と増やしていきたい。(次戦は)なにがなんでも打って勝つ」

◆井口拓皓
「(試合前は)昨日僕が投げて負けたので、絶対負けられないと思っていた。(本塁打は)カウントが0―2だったから、2球ストライクを取れなかったのが打たれた原因だと思う。(7回での降板は)悔しかった。最後まで投げ切らないといけない立場なのに8、9回を投げられなくて自分の役目を果たせなかった。(勝ち点を落としたが)自分たちのやることをやって、あとは全勝するだけ」

◆白崎浩之
「(今日は)迷惑かけた。打線もだめで。(失策は)準備不足。実力だと思う。(井口は)切り替えてと言われた。(ヘルメット投げたのは)感情が出てしまった。切り替えられなかった。(監督には)切り替えてとだけ言われた。(次戦は)拓大戦も落とせなかったが、もう本当に落とせないので。しっかり8勝して拓大が負けてくれるのを待つ」

 なお、次戦・対専大1回戦は9月21日、12:30から神宮第2球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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