エース乱調、追い上げるも12失点響く

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ対専大1回戦
 東都大学野球2部秋季リーグ対専大1回戦が、9月21日神宮第2球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


自身最短で降板し、うつむく白崎勇=神宮第2球場で(山田遼太郎撮影)


交代直後に満塁本塁打を浴びる栗林


初回、先頭打者本塁打を放つ岡(菊池美紀撮影)


駒 大 110 200 012 7
専 大 506 000 01× 12

      打安点
(6) 岡  421
(4)赤 木 211
(5)白崎浩 401
DH北 畠 300
HD柳 原 200
(7)山 下 420
R7嘉数駿 100
(9)山 本 200
9 奥 野 100
PH森 田 100
9 中 谷 000
(8)小 林 421
(2)上村新 310
PH戸 柱 100
PR増 本 000
2  東  000
(3)笠 間 422
    計 36106

三塁打=笠間、赤木
本塁打=岡、小林

     回   打安責
●白崎勇 2 1/3 22710
 栗 林 2 2/3 1241
 友 滝 1 1/3 820
 小 倉 1 2/3 921

 初回、岡将吾(法3)の先頭打者左越本塁打で先制するが、先発・白崎勇気(営3)が連続四死球などで同点とされる。なおも1死満塁の危機に、左中間へ適時二塁打を運ばれ追加点を許す。さらに3回に2点を失った後、代わった栗林駿一(営2)が満塁本塁打を浴び引き離される。その後は継投した投手陣が粘ったが、序盤の大量失点が響き追い付けず。拓大戦に続き初戦を落とし、開幕から3連敗となった。

◆小椋正博監督
「(試合後のミーティングが長かったが)白崎勇と上村新が逃げてる。それを言っただけ。四球、四球、ヒットじゃどうしようもない。ただ、一生懸命やってきたから。練習もやるべきことを全てやった。それでこれだから、本当に悔しい。7点も取ってるんだから。1点取ったらそれを守り切るくらいの気持ちでやって欲しい。バッテリーがもう少ししっかりしないといけない」

◆上村 新(営4)
「(白崎勇は)球自体は悪くない。だが、思い通りにいかないところがあって、白崎自体が崩れた。(栗林の本塁打は)サードゴロかショートゴロを打たせたかったけど、思い切り打たれてしまった。(5回以降は)相手打線が雑になったところもあった。明日につなげられるように配球を考えたら、それがうまくいった。(明日は)今日のことを活かして勝ちにいく」

◆岡 将吾
「(最初の打席に入る前は)調子が悪くて。だけどこの1週間で打撃を変えて、本番でも芯に当たった。拓大戦で点が取れなかった分嬉しい。(守備の時は)ピッチャーに練習でやってきたことをそのまま出せ、自分のスタイルを変えるな、と言い続けた。(打撃の調子は)拓大戦では悪かったが、ここ1週間で戻ってきた。(明日は)勝ちにいくしかない。頑張る」

◆白崎勇気
「(今日は)申し訳ない。(連続四死球は)自分的には入っていたと思ったが…まだまだ力不足だし未熟だった。(ストライクゾーンが)狭かったら違うところに投げればいいんで。(マウンドで監督から)どうした、と言われた。どんな場面だろうと揺らいじゃダメだと思った。(3回途中降板は)最短だと思う。明日のことも考えて全部投げたい気持ちあったけど…。(明日は)できることを頑張ります」

◆栗林駿一
「(満塁での交代だったが)とりあえず打たれてもいいから思いっ切りいけと言われた。自分の出したランナーではないからって。(本塁打は)ストライクを取ろうとした結果。押し出しで流れを悪くしてしまうかなと思ったんで、ストライクを取りにいこうと。でも若干気持ちの弱いところがあった。焦ってしまったのがいけない。(明日は)登板がなくても頑張る」

 なお、次戦・対専大2回戦は9月22日、10:00から神宮第2球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

Copyright (C) 2003-2017 KOMADAI SPORTS NEWSPAPER, All Rights Reserved.

当サイト内の写真、記事等の著作権は駒大スポーツ編集部に帰属します。無断での転載・二次利用を固く禁じます。

KOMASPO is the member of the Kanto university sport newspaper league.