山下、値千金の逆転打で今季初白星!

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ対専大2回戦
 東都大学野球2部秋季リーグ対専大2回戦が、9月22日神宮第2球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


5回、逆転2点適時二塁打を放った山下=神宮第2球場で(水出綾香撮影)


2連投も、力投した白崎勇(丸山翔太撮影)


専 大 020 000 000 2
駒 大 000 220 01× 5

      打安点
(6) 岡  400
(4)赤 木 410
(5)白崎浩 210
DH北 畠 200
(7)山 下 212
(3)笠 間 200
(8)小 林 422
(9)奥 野 200
PH柴 田 100
9 中 谷 100
9 嘉数駿 000
(2)上村新 000
H2戸 柱 300
    計 2754

二塁打=山下

      回   打安責
 井 口  2 0/3 1142
○白崎勇  7   2830

 2回にソロ本塁打2本を浴びた先発・井口拓皓(経2)だが、3回途中から登板した白崎勇気(営3)が無失点に抑える。打線は4回、1死二、三塁の好機を作ると、笠間将裕(商4)がスクイズを試みる。打球は投手正面に転がるが、相手捕手の走塁妨害で1点を奪取。さらに、1点を追加し、迎えた5回、2死満塁から山下高久雅(法3)が左越適時2点二塁打を放ち逆転に成功する。8回にも小林勇登(経2)の中前適時打が飛び出し3点差にすると、白崎勇がそのまま投げ切り勝利。今季初の白星を挙げた。

◆小椋正博監督
「(山下は)あいつは本当に勝負強い。よく打ってくれた。(井口は)すごく期待しているのに、あんな投球じゃ話しにならない。もっといいピッチャーなんだし、2年生なんだからしっかりしてもらいたい。(白崎勇は)今日はストライクが入ったから、それなりの投球ができた。(走塁妨害は)何も思わない。審判がしっかり見てくれただけ。(次戦は)しっかりやるだけ」

◆笠間将裕主将
「(今日は)正直ホッとしたが、今日勝っても次勝たないと意味がない。(昨日の大敗後だが)3連敗してるので切り替えろ、とか言っても切り替えられなかった。練習もしたし、オープン戦も良かったから、みんな絶対ショックだと思う。ただ、その中でも歯を食いしばって、みんなで勝ちにいかなければいけないと話した。(次戦は)今日は山下、白崎勇といった3年生が活躍してくれた。4年生が活躍して勝ちたい」

◆白崎勇気
「(今日は)頑張った。(3回での登板は)井口が打たれたのは、昨日の僕のピッチングがあると思うので、しっかり投げ切ろうと思って気合いを入れた。(8回の危機は)フォークだったからバットに当たらないところに投げようと思っていた。(三振は)意識してない。必死だった。(今日の制球は)逆球とかあったが、気合いで押し切った。(次戦は)今日みたく必死にやっていきたい」

◆山下高久雅
「(今日は)打てたのは本当に練習に付き合ってくれた人のおかげ。今日も朝早くから4年の高野さんが練習を手伝ってくれた。みんなの代表として試合に出ているので、中途半端な試合はできない。(逆転適時打は)初球から積極的にいこうと。(打った瞬間)抜けてくれ、と思った。(試合に)出ていない人の分、力が出せて嬉しい。今日勝てたのは大きい。(次戦は)頑張っていくだけ」

小林勇
「(今日は)今日負けたら厳しいので負けられなかった。(4回の同点打は)まず同点に追いつくのが大事。(相手が)前進守備で気楽に入れた。(5回の好機は)低めで(バットの)先だったけど芯で捉えていればライト前にいったと思う。(8回の好機は)リベンジというのもあった。フォアボールでもしょうがないと思って思いっきり打ちにいった。(次戦は)負けたら厳しいんでなにがなんでも泥臭くやる」

 なお、次戦・対専大3回戦は9月24日、12:30から神宮第2球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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