４年生に有終の美！３季ぶり１部５位
[卓球部]秋季関東学生リーグ１部･日体大戦
秋季関東学生リーグ１部･日体大戦が９月28日、代々木第二体育館で行われた。結果は以下の通り。
最後のリーグ戦でダブルスとして勝利に貢献した渡井(前)＝代々木第二体育館で（橋本圭史撮影）
閉会式後、記念撮影をする選手ら
☆駒 大４―０日体大
○加藤悠二(商１)３―１宮本●
○渡邉 賢(法２)３―１猪股●
○佐藤 究(経１)３―０手塚●
○渡井伯和(経４)、橋爪克弥(営３)組３―１川口、手塚組●
前日に１部残留決めた駒大は、上位進出目指し日体大と対戦。１番手・加藤悠が第１セットを落とすが、その後は相手のボールに対応し勝利。続く渡邉も中盤に苦しむ場面もみられたが、サーブを効果的に決めリーグ戦２勝目を挙げる。３番手・佐藤の相手は昨年の全日学ランカー。しかし、序盤から試合を優位に進めると、３セット目は11―２の大差で勝ち完勝する。最後は、渡井、橋爪組が安定した試合運びでゲームをものし、チームはストレートで快勝。最終戦を３勝目で飾り、４年生の引退試合に花を添えた。また、３季ぶりの１部５位入りを果たした。
【関東学生リーグ男子１部最終結果】
１位早 大 ７勝０敗
２位明 大 ６勝１敗
３位日 大 ４勝３敗
４位中 大 ４勝３敗
５位駒 大 ３勝４敗
６位専 大 ２勝５敗
７位埼玉工大２勝５敗
８位日体大 ０勝７敗
３～４位、６～７位は同率校間勝率の計算により決定。７位は２部２位と入替戦が行われる。８位は２部へ降格。
◆富岡成一監督
「(今季は)３勝４敗という結果は選手が頑張った結果。佐藤が昨日のカットマン相手によく勝ってくれた。あれで流れが変わったし、この順位に持ってこれた。(引退する４年生は)本当によくやってくれた。主将の渡井を中心に女房役の宮澤と２人でチームを引っ張ってくれた。細野を１回も出せなかったが、部の中でしっかり役割を果たしてくれた。(吉田)広平はいいところでは勝つね。本当に素晴らしかった。(来季は)加藤、佐藤に高羽、橋爪の上級生が中心。今度こそＡクラス入りしたい」
◆渡井伯和主将
「(今季は)本当に勝ち星を挙げたいってところで勝てたのはチームの自力が出せた。今までやってきた事は間違ってなかったんだって思えた。(今日も)自分で決めたけど、みんなで取った１戦だった。(主将としてのは１年間は)本当あっという間で、なかなか上手く出来なくてもどかしさを感じたけど、貴重な１年間だった。(後輩へ)勝つために出来る事を突き詰めて、Ａクラス入りしてくれたらいい。(同期へ)ありがとうってのが１番に出てくる。友達より特別な存在です。良い仲間ができた」
◆伊澤 睦(営４)
「(今季は)毎度、毎度ドキドキさせられた。でも、残留が決まってよかった。自分は連盟のほうばっかりで幽霊部員みたいな感じになってしまったけど、勝ってくれてうれしい。(連盟は)何回もやめたいなって思った。自分はちゃんとした性格じゃなくて、ヅボラなほうなんで、辛かった。でも、自分勝手に辞めたら、いろんな人に迷惑がかかるんで。(４年間は)いろいろあったし、きつかったけど楽しかったんで良かった。(同期へ)４年間本当にお疲れ様でした」
◆細野裕人(法４)
「(今季は)１試合目に中大と接戦で、負けてもいい流れだった。そのあと３勝出来たのは１日目がよかったから。(悔しかったことは)同期のなかでリーグに１人だけ出れなかったことは悔いが残る。１回でも出たかったなって。(後輩へ)高羽、橋爪の２人が中心になっていくと思うが、他の３年がどうサポートするかがチームとして大事になってくるから頑張ってほしい。(同期へ)最後までみんなでやってきて良かった。４人にはお世話になったし、本当にありがとうって言いたいです」
◆宮澤 淳(心４)
「(今季は)最後にリーグ戦に出させてもらったけど、チームに貢献できなくて悔しい。(印象的な場面は)専大戦の１―２で負けてて、ダブルス以降４年が続いた場面。絶対に決めようって話して、渡井が作った流れを断ち切ってしまって。でも吉田が最後に決めてくれた。(４年間は)１年の後半辺りから主務としてチームの中心で仕事をして、きついこともあったけど大きく成長できた。(後輩へ)ずば抜けた選手はいないけど、層は厚いのが強みだと思う。来季に向けてお互い切磋琢磨してほしい」
◆吉田広平(政４)
「(今季は)個人は１勝２敗だったけど、大事な専大戦に勝てたのがよかった。チームは目標がＡクラス入りだったけど、残留という最低限のことができたんでホッとしている。(４年間は)思い返せば早かったなと。後悔することが多かったけど、楽しいこともあったし、充実した時間を過ごせた。卓球を全力でやるのは今日で最後だけど、ここでやれてよかった。(後輩へ)４年間は終わるとあっという間なんで、後悔がないように過ごして欲しい。新チームでのスタートなんで頑張って欲しい」
