重すぎた前半の大量失点…三冠消滅

[サッカー部]第84回関東大学サッカーリーグ戦・第20節筑波大学
 第84回関東大学サッカーリーグ戦・第20節筑波大学戦が11月6日、赤羽スポーツの森公園競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


リーグ優勝を逃し、試合終了後に崩れ落ちる選手たち=赤羽スポーツの森公園競技場で(白瀬忠意撮影)


ダメ押しの5点目はPKによる失点だった


駒大2―5筑波大☆
 (0―4)
 (2―1)
【得点者】()はアシスト
2分:[筑]上村(不老)
20分:[筑]赤崎(谷口)
29分:[筑]森谷
44分:[筑]森谷
66分:[駒]棗(林堂)
76分:[駒]酒井(大塚)
78分:[筑]森谷(PK)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、金 正也[4]、林堂 眞[3]、亀井秀将[4]
MF笠井雄太[4]、碓井鉄平[1](→64分山崎紘吉[3])、金久保 彩[4]、湯澤洋介[2](→73分濱田 宙[3])
FW棗 佑喜[4]、山本大貴[1](→71分大塚涼太[4])
【SUB】
GK井指隆範[4]
MF佐光 塁[4]
MF奥村 情[2]
FW佐藤 良[4]
※[ ]内数字は学年

 開始2分に先制点を奪われると一方的に相手のペースとなり、20分、39分、44分と立て続けにゴールを許し、さらには32分に金久保が2枚目のイエローで退場し、厳しい状況で前半を折り返す。しかし後半、65分に棗が一点を返すと、76分にも酒井の得点で2点差に詰め寄る。しかし78分にPKを決められ万事休す。この敗戦により、残り2試合に連勝しても首位明大を勝ち点で上回ることが不可能となったため、今季のリーグ優勝および三冠達成の可能性が完全に消滅した。

◆秋田浩一監督
「先制点はあっちが上手かった。手前のサイドから繋げられて、振られた時のマークをしっかりしないといけないが、仕方ない。その後の点数の方が防げたと思うが、失点してしまった、というのはあったのかもしれない。良かったことは、10人なっても諦めないで、点数を取れたこと。4年生は最後のリーグ戦だし、笑って終わってほしいので、あと2試合何とか頑張ってほしいなと思う」

◆金 正也(政4)
「11人全員が戦えなかった。決定機も何度かあったし、裏にも連動するのもいつもはできたが、今日はできなかった。一人で二人を見るとか、1対1で数的不利でも守らないといけないのはわかっていたし、負けているし、人数も少ないし人数をかけることができないので、そこは個人でというのを考えた。数的不利になって、金久保がいなくなったのは大きかった」

酒井隆介(歴4)
「今日は完敗。4点取られて1人少ない状況でも2点取れたのはよかった。2失点目に、自分が出てしまい、そのときの金のフォローが間に合わなかった。途中からトップに上がったが、求められていたのは点を取ること。なんとかして同点にということをずっと考えていた。今後は気持ちを切り替えて、最後に絶対笑って終わりたいので、インカレに向かってやるだけ」

◆林堂 眞(現3)
「前半から後半の戦いができていれば負ける試合ではなかったし、取られた点も防げるものだった。 後半は10人でやれたというのもあるが、前半からそれができないと、勝つためには厳しい。(次節は金久保が出場停止だが)誰がいなくなったからといってサッカーを変える必要はない。とりあえず勝つしかないので、点を取ることと点を取られないこと。それだけを意識して試合に臨むしかない」

◆棗 佑喜(経4)
「早い時間に点を取られて、向こうに流れが行ってしまったかと思う。一人減っても自分たちのやるサッカーは変えずに、がむしゃらに行くというのはあった。コンセプト変えずに行こうとは思った。ゴールについては1点返さないと始まらないし、あれから流れが作れれば良かったが、2点しか入らなかった。優勝はなくなったが、 インカレを取るためにがんばる事が今は大事」

 なお、次戦第21節・対国士舘大学戦は11月14日、13:50から古河市立古河サッカー場で行われる。

■会場へのアクセス
・JR「古河」駅下車、三高経由栗橋駅行きバスに乗車し「赤松町」下車、徒歩5分
・JR「古河」駅下車、タクシー約5分

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