強豪筑波大に負け、8強入り逃す

[剣道部]第11回関東女子学生剣道新人戦大会
 第11回関東女子学生剣道新人戦大会が12月4日、東京武道館で行なわれた。結果は以下の通り。


相手の攻撃をかわす大野(右)=東京武道館で(上田将大撮影)


筑波大相手に面を奪う高橋


1年生で唯一出場となった沓掛(左)

<第1試合>
☆駒 大3−1立 大
先鋒○沓掛愛子(営1)<面、小手>―吉川●
次峰 広田奈津郁(歴2)<反>―佐久間<小手>
中堅○大野帆洋(地2)<小手、面>―曾田
副将●赤木エミ(仏2)―増田<小手、小手>
大将○高橋亜津佐(現2)<面、面>―今井

<第2試合>
☆駒 大2−0帝京大
先鋒○沓掛<小手>―市原●
次峰 赤木―小林友
中堅○大野<面>―近藤●
副将 広田―小林
大将 高橋―藤井

<第3試合>
 駒 大1−4筑波大☆
先鋒●大野―前田<面>○
次峰●沓掛<面>―高梨<小手、反>○
中堅●赤木―神坂<小手>
副将●広田―里井<小手>
大将○高橋<面>―山口●

 1・2回戦は先鋒・沓掛中堅・大野がそれぞれ勝利を収め、3回戦へと駒を進める。迎えた相手は強豪筑波大。先鋒として出場した大野が合い面負けを喫すると、次峰・沓掛も1本取られる。直後に取り返すが、場外反則で敗戦。その後も中堅・副将と負け越してしまう。大将の高橋が意地の1本勝ちで全敗こそ防いだが、新勢力での8強入りはならなかった。

◆松浦 慎助監督
「(今日は)2年生を中心によくまとまっていたと思う。(試合前は)気持ちを出していきなさいと言った。(筑波大は)一枚上だった。いい勉強になった。克服しないといけない課題も見つかったし、今日の選手たちが4年生になるころには日本一になれるようにしたい。(課題とは)攻め込まれると手元があがるとこなど。そこで我慢ができていない。(次に向けて)常に1番になれるように稽古に励む」

◆大野帆洋
「(1・2回戦は)勝ったけどまだ悪いところがある。課題が残る試合だった。(筑波大戦で先鋒を任されて)最初はプレッシャーがあったが、おもいきっていこうと思った。(上級生がいなかったが)今まで先輩とやってきたから、いないのは大きい。新人の自分たちの出せることを出していった。(今後は)今日の反省をいかして、これからの練習で次の試合でいい成績を残せるようにしたい」

◆高橋亜津佐
「(筑波大戦は)前が負けても、最後は勝って締めたかった。(大将は)どんな状況でも負けない、という気持ちでやった。(上級生がいなかったが)心細かったが、自分たちでチームの色を作れるので楽しくできた。(監督からは)おもいっきりやってこいと言われた。(今後は)今まで以上に練習して、気持ちで負けないような試合をしたい」

◆沓掛愛子
「(先鋒として)1・2回戦両方勝てて流れを作れたと思う。チームに貢献できた。(筑波大戦は)相手は強豪だから、挑戦者として前にいくだけだった。(内容は)悔しかった。1本とられたがすぐ返すことができて、勝てるかもと思ったけど場外で反則負けしてしまって。1本とることしか考えてなくて、会場が見えてなかった。(次に向けて)また一から稽古して、次につなげられるようにしたい」

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