新たな顔ぶれが奮闘!宮本ら勝利飾る

[ボクシング部]第60回世田谷区民体育アマチュアボクシング大会
 第60回世田谷区民体育アマチュアボクシング大会が12月12日、日本体育大学ボクシング道場で行われた。結果は以下の通り。


力強いパンチを繰り出す宮本=日本体育大学ボクシング道場で(稲井田眞未撮影)


2Rにダウンを奪うパンチを放つ渡部


序盤苦しむが、勝利した蓼沼(橋本圭史撮影)


ライトフライ級
星島義樹(国1)○不戦勝

【フライ級】
後藤晋平(文2)●ポイント○草ノ瀬慎弥(日体大)
新井哲司(営1)○ポイント●佐々木勇人(法2)

バンタム級
渡部哲也(経1)○ポイント●小川健人(東農大)
神村卓磨(営2)●ポイント○笹木雄作(日体大)

【ライト級】
宮本太一(現1)○ポイント●荻原啓介(日体大)
清水直也(営1)●ポイント○村田憲司(日体大)
藤田 大(営2)○ポイント●酒井孝之(明 大)

ライトウェルター級
蓼沼大地(市2)○ポイント●下水流怜(日体大)

 バンタム級・渡部は、序盤は互いに出方をうかがう。中盤からは踏み込んで攻め、2Rには右のパンチでダウンを奪う。その後、打ち込まれる場面があったが、勝ちを手にした。ライト級・宮本は、力強い連打とボディへの攻撃を織り交ぜ、有効打を重ねた。気迫のある攻めの姿勢を最後まで崩さず、判定で勝利。ライトウェルター級・蓼沼は、開始直後から激しい打ち合いに。相手の攻撃に押されるが、中盤から攻め立て、僅差で逃げ切った。シーズンの締めとなった今大会。来年を担う新たな顔ぶれが奮闘した。

◆蓼沼大地
「(今日は)やったことがない相手で負けたくなかった。(コーチからは)相手を倒すくらいぶつけてこいと。(1Rは)足を使うか打ちあうのか中途半端になってしまった。足を使いたかったけど、自分にはまだ技術がなかった。(今年は)国体も初戦で負けて、全日にもでれなくて成長できなかったなって思った。来年は負けないようにもっと強くなりたい」

◆宮本太一
「(今日は)この試合に向けて調整してきたから体調は良かったけど、どうしても試合になると力む癖があって、今日もそれが出てしまってだめだった。課題ばかりが残ってしまった。コンパクトに、しっかりパンチ打てるように、的確に相手に当てられるようにしないと。もっと練習していく。(来年は)出る試合はできれば全戦全勝したい」

◆渡部哲也
「(今日は)1Rはやりにくい相手でやばいと思った。2Rでたまたま当たったパンチでダウンを奪えてリズムがつかめた。サイドからのパンチでダウンが取れたのが発見だった。今後は横から出すパンチをよくしていこうと思った。(来年は)自分と同年代の選手には負けたくない。もちろん強い先輩たちにも負けないようにしたい」

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