打線が奮起!乱打戦に競り勝つ

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対青学大1回戦
 東都大学野球1部春季リーグ対青学大1回戦が、4月13日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


勝ち越しの2点適時打を放つ柴田=神宮球場で(宮崎 桂撮影)


8回、右越適時打を放ち、三塁ベースに滑り込む岡(山田遼太郎撮影)


7失点も、3試合連続で完投した白崎勇(田上 慧撮影)


青学大 050 000 011 7
駒 大 500 002 02× 9

      打安点
(4)小 林 410
(9)中 谷 200
PH柴 田 112
98嘉数駿 000
(6) 岡  421
(5)白崎浩 421
(8)奥 野 311
H9友 滝 101
DH山 下 400
(7)江 越 310
(2)戸 柱 300
(3)増 本 311
    計 3297

二塁打=江越
三塁打=岡

     回   打安責
○白崎勇 9   4084

 初回、1死一、三塁で白崎浩之(法3)の右前適時打で先制。この回打者一巡の猛攻で5点を挙げるが、直後の2回に先発・白崎勇気(営4)が4連打を浴びるなどで、同点に追い付かれる。その後は立ち直った両先発の投手戦となる。均衡を破ったのは6回、2死二、三塁の好機をつくると代打・柴田圭哉(商4)が左前2点適時打を放ち、勝ち越しに成功。さらに、8回には岡将吾(法4)の右越適時三塁打で追いすがる相手を突き放し、勝負あり。昨春、連敗した相手から勝利を挙げた。

◆小椋正博監督
「(今日は)向こうは負けた気がしないだろうし、私は勝った気がしない。スコア上では勝てたかもしれないが。(5点取られたが)点のやりかたが良くない。その中でセンターが落としたり、ファーストが落としたりで…。(白崎勇は)5点差がついて絶対(相手を)なめるなよといったが、白崎(勇)はかわしにいった。あれじゃだめ。いい経験になると思う」

◆岡 将吾主将
「(今日は)しんどかった。初回に5点取れて油断した訳じゃないけど、白崎なら大丈夫だろって思っていた。(柴田の活躍は)あいつは足もあるしバッティングもいつも練習しているから、何かやってくれるんじゃないかと思っていた。うれしかった。(白崎勇には)中大戦から助けてもらってきたので、今度は打線が助けようと。(8回の三塁打は)前に三振していたので狙っていた。(明日は)絶対勝つ」

◆柴田圭哉
「(勝ち越し打は)内野安打になるなとは思っていたけど、まさか抜けるとはという感じだった。(打ったのは)真っすぐ。ストライクゾーンの球は全部振ろうと思っていた。結果が出て良かった。(白崎勇は)調子が悪かったかなと思う。あいつが苦しい時にヒットを打って手助けができて良かった。(明日は)青学を取れば駒大は波に乗れると思う。明日は2タテで勝つ気持ちでいく」

◆白崎勇気
「(今日は)苦しかった。どうやってもだめだった。チームメイトに申し訳ない。野手に助けられた。(投球は)普段からやってきたこと変えずにやろうと思ったけど、初回、140㌔出てなくてやばいなと。(内容は)ひどすぎた。3年、4年になってから初めてくらいに(辛かった)。今日は勝たせてもらった。納得できない試合だった。次までに修正したい。(明日は)今日みたいな失敗を繰り返さないように頑張る」

◆白崎浩之
「(先制打は)自分のスイングをするだけだった。(青学大に対して)春に2敗していたので絶対に勝つと思った。(白崎勇を見ていて)今日は調子が良くなかったと思う。エースなので、やってくれた。(8回のネクストにいた江越とは)ボールが遅かったと自分が打線に入って感じたのでそれを伝えた。(明日は)明日で決められるようにやる」

 なお、次戦・対青学大2回戦は4月14日、10:00から神宮球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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