油布、ユニバ選考で堂々の学生トップ

[陸上競技部]第45回織田幹雄記念国際陸上競技大会
 第45回織田幹雄記念国際陸上競技大会が4月29日、広島県広島広域公園陸上競技場(広島ビックアーチ)で行われた。駒大からは5000mAに上野と油布が出場。


ラストスパートをかける油布=広島県広島広域公園陸上競技場で(鴫原真美撮影)


今シーズン好調の上野

果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。

<5000mA>
1位 チャールズ・ディランゴ(世羅高) 13:31:21
2位 岡本直己(中国電力) 13:40:24
3位 ニコラス・マカウ(八千代工業) 13:40:32
4位 油布郁人(営2) 13:42:09☆
6位 上野 渉(政3) 13:47:04☆

※☆は自己ベスト

 ユニバーシアード競技大会の選考も兼ねた今大会、油布は序盤から外国人選手につきハイペースでレースを進める。2500mを過ぎに学生トップに立つと、最後までペースを落とさずフィニッシュ。選考レースで堂々の学生トップ、さらには5000mの駒大記録も更新した。同組に出場した上野も自己ベストを更新し、好調ぶりを見せた。

大八木弘明監督
「2人とも自己ベストを出せたことはまずよかった。ペースメーカーについて早いペースでついていけたし、今日は合格点かなと。油布は学生トップになれてよくやったと思う。(関東インカレに向けて)これでまた面白くできるんじゃないかと思う」

◆上野 渉
「今日は少しでもベストが更新できてよかった。前半突っ込んでいって、後半で切り返せなかったことが今日の課題。今シーズンは毎試合手応えがあるレースができている。レースを重ねるごとにさらにいいタイムを出したい。(関東インカレでは)外国人選手に食らいついていきたい。1部に上がれるようにしっかりと得点を取っていけるよう頑張りたい」

◆油布郁人
「ユニバの選考レースだったので、学生トップを取れてひとまずよかった。引いてるレースはだめだと思ったし、早いペースで攻めていくことが次にもつながると思った。(ユニバの代表に選ばれたら)日の丸をつけることは自分の一つの夢でもあったので、最高峰のレベルで自分らしい走りで頑張りたいと思う」

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