原口、自身初の完投勝利!初戦を制す

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ2部対帝京大1回戦
 東都大学準硬式春季リーグ2部対帝京大1回戦が5月4日、八王子市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


初の完投勝利を挙げ喜ぶ原口(右)と鹿嶋=八王子市民球場で(丸山翔太撮影)


5回に決勝打を放つ高木(野木聡介撮影)


3回、左中間適時二塁打を放ちガッツポーズする藤本誠(丸山翔太撮影)


駒 大 012 023 000 8
帝京大 010 200 000 3

      打安点
(8)石 田 510
(4)植 松 410
(2)鹿 嶋 300
(3)高 木 411
(5) 向  420
(6)藤本誠 532
(7)藤本耕 510
DH畑 山 321
HD秋 元 100
(9)山本泰 411
     計38125

二塁打=藤本誠

     回 打安責
○原 口 9 42111

 3回、2死一、二塁の好機で藤本誠也(営1)が左中間適時二塁打を放ち勝ち越し。同点に追いつかれ、迎えた5回にも高木健太(商3)の左前適時打、畑山大(営2)の中前適時打が飛び出し、リードを2点とする。先発・原口拓弥(政3)は5回までに9安打を浴び幾度となく危機を招くが、要所を締める。打線が3点を追加し、5点差となった6回以降は被安打2に抑え、自身初の完投勝利を挙げた。

◆鹿嶋勇太主将(営3)
「よく耐えた。後半に点を取って落ち着けたのが良かった。(連敗だったが)今日はまっさらな状態という気持ちで臨んだ。(原口は)中盤まで怪しかったが、後半はよく投げた。球が垂れてきたが、球種を変えたて対応できた。(打順の変更は)1年生が慣れてきて、中軸を任せられるから、いい打順を組める。(次戦は)今日いい雰囲気で勝てた。2戦で終えられるように、明日も総力戦で頑張りたい」

◆高木健太
「久しぶりに楽な展開で試合ができた。前の試合で勝ち点を落として嫌な雰囲気だったから、勝てたのは大きい。(5回の適時打は)調子が良くないんで、何かしら仕事ができればという気持ちで打席に立った。チャンスで打てて良かった。(原口は)要所で粘っていた。原口にとってもこの勝ちは大きいと思う。(次戦は)勝ち続けないと優勝はないと思う。明日も勝ちにいく」

◆原口拓弥
「前回投手陣が不甲斐なかったんで、汚名返上という訳ではないけど、強い気持ちで臨んだ。(初完投だが)最後までいこうというよりは1回1回投げた結果が完投になった。球も落ちて、気力だけで投げた。(バッテリーでは)自分は大したピッチャーではないので鹿嶋を信じて投げた。キャプテンとしてだけではなく、キャッチャーとしても信頼してる。(打線は)毎試合、点を取ってもらってありがたい」

◆藤本誠也
「(3回の適時打は)つなぐのと、自分のスイングをしたことが結果につながった。(3安打2打点だが)100点満点。ただ、自分は守備の選手。最後のエラーは気が抜けてしまった。ミスがきっかけで負ける試合もあるので、チームを締められるような守備をしたい。(打順が6番だが)プレッシャーもあるけど、野球の楽しさを大学に入って知ったんで、起用してくれる先輩の為に打ちたい」

 なお、次戦・対帝京大2回戦は5月5日、9:30から八王子市民球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「西八王子」駅下車から徒歩15分。JR中央線「八王子」駅北口、京王線京王八王子」駅からバスで「野球場前」下車。京王高尾線「山田」駅下車から徒歩15分

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