窪田、日本人トップの4位入賞!

[陸上競技部]第90回関東学生陸上競技対校選手権大会
 第90回関東学生陸上競技対校選手権大会2日目が5月15日、国立霞ヶ丘競技場で行われた。駒大からは10000mに撹上ら3名が出場。


日本人トップでフィニッシュした窪田=国立霞ヶ丘競技場で(青山奈那美撮影)


好走できず7位でゴールした撹上(星 遥花撮影)

果は以下の通り(上位3位と駒大3名のみ)。

<10000m>
1位 ダンカン・モゼ(拓大) 28:52:42
2位 ジョセフ・オンサリゴ(創学大) 28:52:45
3位 ジョン・マイナ(拓大) 28:58:99
4位 窪田忍(経2) 29:04:62
7位 撹上宏光(経3) 29:37:52
11位 村山謙太(経1) 30:01:38

 10000mに出場した窪田は序盤第2集団につけペースを維持し、先頭集団をうかがう。残り2000mを切ったところで徐々に追い上げ、ラスト1周でスパートをかけて日本人トップでフィニッシュ。留学生3人に次ぐ4位入賞となった。撹上は中盤に先頭集団から落ち苦しい走りになるも7位に入り、ポイントを獲得。村山は、前半から攻めの走りを見せるも入賞にはいたらなかった。

大八木弘明監督
「窪田はよく最後まで粘って頑張ってくれた。今日は合格点をつけられる走りだった。撹上はもう少し我慢して走ってほしかった。風や暑さなどに苦手意識を持っていたらやっぱり真のエースにはなれない。そういうレースでも勝てるようにならないと。村山は前半で突っ込んでいったが、最後まで持たないからまだまだ力がない。とにかく走力を付けることが大切だから、まずは練習からやっていく」

◆窪田 忍
「(今日は)向かい風が思ったより強くてきつかった。最近好調で外国人選手に追い付けると思ったが、追い付けなかった。6000mで外国人選手が仕掛けたとき思いきって追い付こうとしたが、出るのが遅くなって離されてしまった。だから日本人トップを狙った。ラスト2000mで出ようと考えていて出られたことはよかった。今日走った3人の中では自分が一番持ちタイムが遅かったので、自分でも思いっきり行く気で行けた」

◆撹上宏光
「チームをけん引していく立場なのに、この結果ではチームを引っ張っていけない。監督からも気候がいい状況で結果を出しても信頼されない。どんなに悪い状況でも結果を出すことがチームを引っ張る選手には重要と言われた。(次の5000mでは)気持ちを切り替えて、同学年の上野とか油布など強い選手がいるが負けないように、あわよくば、日本人学生トップになれるようにしたい」

なお、関東インカレ3日目は来週21日、同会場で行われる。

■競技場へのアクセス
・JR総武線(各駅停車) 「千駄ヶ谷」駅下車、徒歩5分
・JR総武線(各駅停車) 「信濃町」駅下車、徒歩8分
東京メトロ銀座線 「外苑前」駅下車、徒歩15分
都営地下鉄大江戸線 「国立競技場」駅下車(A2出口)、徒歩1分

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