白星ならずも、価値あるドロー

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第5節流通経済大学
第85回関東大学サッカーリーグ戦・第5節流通経済大学戦が5月28日、龍ヶ崎市陸上競技たつのこフィールドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


怪我から復帰した主将、林堂=龍ヶ崎市陸上競技たつのこフィールドで(佐藤 亮撮影)


PKで好セーブを見せる大石


1年生ながら初出場の大木


駒大0―0流経大
 (0―0)
 (0―0)
【メンバー】
GK大石健太[2]
DF大木 暁[1](→68分三澤祥馬[3])、平尾優頼[1]、林堂 眞[4]、濱田 宙[4]
MF山崎紘吉[4]、碓井鉄平[2]、山本大貴[2](→69分小牧成亘[1])、湯澤洋介[3]
FW渡邉 諒[4](→78分肝付将臣[4])、大園祥太[4]
【SUB】
GK松浦和己[4]
DF三宅 徹[4]
MF江川昇吾[4]
MF板倉直紀[1]
※[ ]内数字は学年

 雨の降りしきる悪天候の中行われた首位、流経大との一戦。前半はポゼッションで勝る相手に、劣勢を強いられ耐える時間が続く。それでも湯澤のドリブル、碓井のスルーパスから好機を作り、徐々に攻撃の形を見出していく。後半は4分にPKを与えピンチを迎えるが、大石が好セーブを見せこれを阻止。その後は献身的なハードワークから試合のペースを掴み10分、16分と立て続けに大園が際どいシュートを放ち、相手ゴールを脅かす。終盤は相手に猛攻を受けるシーンが見られたが、林堂を中心に粘り強く守り抜き、強豪相手に価値ある勝ち点1を挙げた。

◆秋田浩一監督
「粘り強くやったのではないか。攻められるのは分かっていたので。(今までの違いは)気持ちの問題。負けるとやばい上に行きたいということがあったと思う。(改善点は)うちはうまくないので、外から早く攻めるというところともう少し前にプレッシャーを与えられれば良かった。(次節は)早稲田と2回やるので、なんとか初勝利できるように頑張る」

◆林堂 眞主将(現4)
「今日はチームのために勝つという気持ちを持ってやった。前の試合よりは気持ちが出ていたので良かった。でもこういう試合を取るのが駒大の良さだと思う。勝てなかったのはチーム力の無さ。その中でも0点で抑えられたのは良かった。(次節は)早稲田はパスを繋いできて、FWが動き回ったり、サイドハーフのスピードだったりで攻めてくる。でも1人1人が頑張れたら勝つチャンスはある」

◆大石健太(営2)
「今日の朝、先発すると告げられた。公式戦に出たことがなかったので最初は緊張したが、試合に入ったら集中してできたので良かった。PKは、ビデオで相手が右に蹴るというのは見ていたので右に飛ぼうと決めていて、飛んだら当たった。キックが課題なので、これから練習して改善していきたい。次も出ることがあれば、積極的にやってチームの勝利に貢献したい」

碓井鉄平(政2)
「(今日は)チャンスもあったし、勝てる試合だった。結果的には引き分けてしまったが、失点もなく負けなかったのは良かったと思う。今日はボランチだったが、(課題は)コーナーキックを丁寧に蹴らなければいけないと思った。(次節は)勝利を決めるために頑張りたい」

 なお、次戦・対早稲田大学戦は6月5日、13:50から平塚競技場で行われる。

■会場へのアクセス
・JR「平塚」駅北口よりバス10番線に乗車、「総合公園」下車、徒歩5分
・JR「平塚」駅北口よりバス7番線に乗車、「共済病院・総合公園西」下車、徒歩10分

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