引き分けスタートも、攻守で収穫

[アメリカンフットボール部]2011春季練習試合
 2011春季練習試合対東京学芸大が6月5日(日)、駒澤大学二子玉川キャンパスで行われた。結果は以下の通り。


デビュー戦で活躍を見せた#13松本=駒澤大学二子玉川キャンパスで(山田遼太郎撮影)


タッチダウンを決める#4佐藤


ゴールライン際でタッチダウンを防ぐ守備陣


駒 大6―6東学大
1Q(0―3)
2Q(0―3)
3Q(0―0)
4Q(6―0)

 1Qにファンブルリカバーを得点につなげられ先制されると、2Qにもフィールドゴールを許し6点差で前半を折り返す。しかし、その後は守備陣が奮起し無失点。攻撃陣も初出場のQB#13松本大希を中心に攻め込むと、4Qに#4佐藤礼文タッチダウンを決め同点。最後はインターセプトを決められ試合終了となったが、攻守で収穫のある試合となった。

◆新倉晴彦監督
「守備陣はいい仕上がりを見せている。パスディフェンスはまだ甘いが、ランの方は止めている。あとはオフェンス。(目に付いた選手は)松本。高校生みたいなミスもしたが、なんだかんだ言ってドライブはできている。(佐藤は)縦を突破する能力はあるが、基本はまだまだ。もう少し状態が低くなってくれれば。(次戦は)今日よりはパスを投げてくるはず。スピードもあるし、それを抑えられるか」

◆佐久間広樹主将(経4)
「このチームは昨年まで1部でやっていた。そういった気持ちを持ってやったが、満足いく試合ができなかった。(守備陣は)確かに良く頑張った。ただ、もうワンランク上の相手と対戦すると分からない。満足してはいけない。(今後は)2、3年中心の若いチームだけに、勢いもあるがムラもある。それをどういう方向に持っていけるかは、今の時期から秋までの間。引き締めていきたい」

◆佐藤礼文(仏2)
「(タッチダウンは)ランが出ていたので、ゴール前に行ったらボールのセキュリティーだけを意識した。(収穫は)ファンブルをしなかった。ランニングバックにファンブルがなかったことは良かった。(課題は)自分のポジションに上級生がいないので、自分が自覚を持ってやらないと。フィジカルも弱いと感じた。(相手は)2部で勝つ為にはこれくらい勝たないと。(次戦は)全力で走りたい」

松本大希(G2)
「(デビュー戦は)緊張はしてなかった。パスの精度が良くなかった。(ドライブは)まだまだ自分では納得してない。(課題は)たくさんある。ファンブルしたスナップもそうだけど、パスの精度を上げたい。(相手は)何とも言えない。今日はディフェンスに助けてもらった。(次戦は)勝ちます」

 なお、次戦・対帝京大戦は6月12日(日)、14:00から駒澤大学二子玉川キャンパスで行われる予定。

■会場へのアクセス
東急田園都市線二子玉川」駅より「砧本村」行きバス乗車

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