深作が3位入賞!前期の戦いを終える
[空手道部]内閣総理大臣杯第54回全国空手道選手権大会
内閣総理大臣杯第54回全国空手道選手権大会が7月10日、日本武道館で行われた。組手は2分2ポイント先取制のトーナメント方式。
形で3位入賞を果たした深作=日本武道館で(河田奈津子撮影)
同じく6位となった堀内
人戦・形はトーナメント方式で上位8人が決勝戦に進み、決勝戦のみポイント制で行われる。結果は以下の通り。
1年生ながら準決勝に進出した重吉諒(宮崎 桂撮影)
【個人戦 組手の部(女子)】
ベスト8 飯島 希(社4)
【個人戦 形の部(女子)】
第3位 深作世里乃(G4)
第6位 堀内麻子(G2)
【個人戦 形の部(男子)】
ベスト16
安藤 誠(英4)
大塚健人(政3)
重吉諒二(市1)
東日本大震災の影響により、個人戦のみの開催となった今大会。組手には男子5人、女子3人が出場し、飯島が準々決勝に進出した。準々決勝では昨年優勝した選手と当たり、上段突きを決められ敗戦。ベスト8に終わった。
形には男子6人、女子3人が出場し、5人が準決勝に進出。中でも深作と堀内が順位決定戦に駒を進めた。両者とも演武「五十四歩小」を披露。深作は3位決定戦を制し、堀内は6位の結果を残し、前期の戦いを終えた。
◆新井智子監督
「(今日は)思い切ってやっていた感じがしたので、良かった。(深作は)今日の中ではベストな感じだった。(堀内は)本来が今日の姿なのでそれを今日は出せた。(男子は)特に重吉は学連の試合に出てないので、結果を残したのは良かったと思う。(今後は)個々の目的意識の高さがあってチームにつながると思うので、個々の意識っていうのを前期よりも後期はもっと高く上げて全力を尽くすだけ」
◆飯島 希
「(今日は)去年よりも落ち着いて試合に臨めたが、決勝で上(メインコート)に上がったら緊張してしまった。全体的には思い切り技を出せたと思う。(今日は)去年はベスト8に入ったので、今年は最低ベスト8で、ベスト4に入れるように頑張った。(今後は)最後の試合は納得できるようなものではなかったが、そういうところで見つかった課題を後期につなげていきたい」
◆深作世里乃
「(今日は)入賞できて良かった。まだ入賞はしていなかったので、最後の学年で入賞できたのは本当に良かった。準決勝まではあんまりだったが、決勝は思い切りやれた。決勝の1回目はいい形ができなかったが、2回目は余裕を持って1回目よりいい形ができた。(今回の入賞は)いい方向に捉える。(今後は)個人では優勝を目指して、負けないように頑張りたい」
◆堀内麻子
「(今日は)緊張したけど、最後は思い切りできたので良かったと思う。(メインコートでの決勝戦は)滅多にない機会なので、楽しんでおこうという気持ちが大きかった。(6位は)点数が出ないことに関しては悔しかったけど、普段よりいい形が打てたので、もっと上を目指したい。(今後は)前期は自分の課題がすごい見えた期間だったので、それをこれからに活かせるようにしたい」
◆重吉諒二
「(今日は)(組手も形も)両方レベルが違った。(初の日本武道館は)緊張した。(形は)正直残れるとは思っていなかった。(良かったところは)あまりなかった。(勝因は)運だと思う。(形の結果は)満足している。(今後は)相手が強いと下がってしまうところがあるので、メンタル面を強くしたい。(今後は)とりあえず組手のレギュラーに入れるように頑張る」