陸上部夏合宿‘11~Vol.3 強い気持ちを持って~

[陸上競技部]夏合宿1年生対談in志賀高原
 8月17日~9月4日の日程で、長野県(野尻湖志賀高原野尻湖)で夏合宿を行っている陸上部。今合宿初参加となる1年生のメンバー4人、猪浦舜(営1)、大谷卓也(営1)、中村匠吾(経1)、村山謙太(経1)に駒大ではじめて過ごす夏について聞いてみた。


決めポーズを取る(左から)大谷、中村、村山、猪浦。=志賀高原で(熊本有紗撮影)


―夏のコンディションはいかがですか?
猪浦舜(以下、猪浦):自分はコンディション的にはそんなに悪くないんで、残り約半分の合宿をケガをしないように終えたいと思います。
大谷卓也(以下、大谷):帰省でしっかりリフレッシュして、この合宿に気持ちをすごく高めて臨むことができました。良い状態なので、後半もしっかりその状態を保ちながらそれ以上の練習をしていければいいなと思います。
村山謙太(以下、村山):調子もあまりよくもなく、悪くもないんで、けがしないように残りの1週間をしっかり練習していきたいなと思います。
中村匠吾(以下、中村):今年は気候的にも涼しくて走りやすい合宿。1日1日しっかりと上のチームに上がれるように力を付けていきたいです。


―初の夏合宿、同室はどなたですか?
猪浦:上野さん。
大谷::井上さんと後藤田さんと窪田さん。
中村:久我さんと郡司さんと神谷くん。
―夏の目標は?
猪浦:まず、怪我をしないで取り組むこと。監督も最初に言ったことで、秋冬に繋げていかないと合宿の意味がないので意識しています。
大谷:当初から体作りを夏にしっかりしようと思っていたので意識しています。
村山::この合宿で速さではなく、強さをしっかり磨いて秋からの駅伝シーズンに備えたい。結果が残せるように。夏合宿の練習で先輩方も越えたいです。
中村::ここまで順調に来ているので、ラストはAチームにあがって、9月の記録会で結果を出したいと思っています。


―ライバルはいますか?
大谷:全員です。自分は!特にこの3人は。
村山::中村くんと大谷くん、13分台トリオなんで。いつでも意識しながら、この2人よりはいい結果を残していけたらいいなと思います。
中村::この4人では村山が抜けている感じがあるんですけど、あと3人が秋には勝負していきたいなと思っています。
猪浦:大谷、中村、村山を見てしっかり勉強しながら、13分台を出してこの“4人”で挑んでいきたい。


―目標にしている選手は?
猪浦::Aチームの先輩方は芯が強い。特に久我さんはどんどん引っ張ってくれるので、チームの雰囲気が良くなります。
大谷:入学した時から、走りという面で久我さん。憧れみたいなものがあって、自分が思っている以上に凄くて、心を動かしてくれるように接してくれます。郡司さんも高校時代からずっと尊敬していて、考え方も素晴らしく、それを自分も持てたら強くなれると思い、二人を尊敬しています。
村山:撹上さんです。強い気持ちがかなりあって、なおかつ練習でも引っ張っていってくれて、そういう選手になりたい、むしろ越えられるようになりたいと思っています。
中村:陸上を始めたときから高林さんに憧れていて、今、身近で撹上さんがアドバイスしてくれて、練習や試合でも結果出すことで撹上さんを尊敬しています。
―他大ではどなたに注目していますか?
猪浦:やっぱり、村澤さんでしょう。
中村:走りに安定感があるのが凄いと思っています。
大谷::うん、本当に安定していて外さない、素晴らしい選手。
村山::大舞台を引っ張って行っているような選手の強さ、全体的な強さを持つ選手になれたらいいなと思っています。


―駅伝に対する思いは?
大谷:今年は強い先輩方と強い同世代の人たちがいるので、走りたい区間とか欲張りなことではなくて、走れる力をつけて加わりたいです。
村山:エース区間を走りたい。1年目だからといって、先輩方にエース区間を任せるのは違う。自分は1年目からしっかり練習でも先輩方についていきたいと思います。
中村:1年生から三代駅伝で走りたい。今年は遅れを取ったりもしましたが、任せて頂いたら欲を言わず精一杯頑張りたいと思っています。
猪浦:走られればどこでも、全力で走って欲を言えば5区を走りたい。他の大学に強い山登りの…力強い、その人と1回だけでも勝負してみたいなという気持ちがあります。(山登りの自信は)あります!


―これからの目標は?
猪浦:この3人にまず、追いつくこと。この3人を目標に一歩一歩いきたいと思います。
大谷::一年生だからと言って先輩に譲るとかいう気持ちは持たないで、内に秘めた闘志、強い気持ちを持って先輩達に追いつけるように。今ここにいる4人に負けないようにとか、他の一年に負けないようにとか、ライバル心を持ってしっかりやっていきます。また、秋口に記録を出して駅伝を目標にしているので、仕上げとして一年間はしっかり練習することを目標にしています。
村山:高校の時は速さを重視していたので、強さという観点はなかった。夏合宿も一年間は強さを一番に磨いていって、秋口から駅伝で強さと磨いてきたところをしっかり出したい。個人的には今年の目標である10000㍍28分をきるために、しっかり練習して、5000㍍13分40前半は最低でも出しておきたいな、って思います。
中村:9月の記録会で5000㍍13分台で走って、三大駅伝でしっかり走っていきたいと思います。

―ありがとうございました。
一同:ありがとうございました。


こぼれ話。
最後、集合写真の撮影時は「ポーズお願いします」の言葉に対し、2年生と全く同じポーズをした4人。駒大陸上部の親密さを感じた瞬間だった。※トップの写真は2カット目


そのほか練習風景は日曜日に写真館で更新予定です。お楽しみに!

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