かみ合わない投打、開幕白星飾れず
[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対東洋大1回戦
東都大学野球秋季1部リーグ対東洋大1回戦が9月4日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
初回に続き2回に得点を許しうつむく白崎勇=神宮球場で(水出綾香撮影)
東洋大 110 100 000 3
駒 大 000 000 000 0
打安点
(4)小 林 200
(8)嘉 数 300
PH奥 野 100
8 中 谷 000
(6) 岡 400
(5)白崎浩 400
(7)友 滝 410
(9)江 越 320
DH横 嶋 410
(2)戸 柱 200
(3)増 本 200
計2940
▽二塁打=友滝
▽三塁打=江越
回 打安責
●白崎勇 2 1252
小 倉 3 1121
高橋涼 1/3 200
栗 林 2/3 100
木 村 12/3 810
井 口 2/3 200
高橋一 2/3 200
初回、先発・白崎勇気(営4)が先頭打者に安打を浴び暴投で二塁に進塁を許すと中前適時打を放たれ先制される。さらに続く2回にも1死一塁から中越適時三塁打で1点を献上。3回以降は継投で相手打線を4安打に抑え、失点は本塁打による1点のみ。3点を追う7回1死から江越大賀(法1)が中越三塁打で出塁するが後続が共に三振と好機を生かせない。打線が4安打9三振と奮わず開幕戦は完封負け。秋季リーグ初戦は今春の覇者・東洋大の前に黒星発進となった。
◆岡 将吾主将(法4)
「最後の最後に粘れたのは良かった。この粘りを明日につなげたい。(チームには)緊張すると思うが、全力を出しきって思い切りプレーしようと声を掛けた。(ラストシーズンだが)自分が活躍してチームに貢献したい。(チームの状態は)春と比べてそう変化はない。悪くないと思う。(明日は)今日は投手が粘って頑張ってくれた。今度は打線で投手を援護したい」
◆白崎勇気
「チームに申し訳なかった。僕はいつも試合で修正していくが、今日はそれを失敗した。(修正出来なかったのは)上体で投げてしまうので、やっぱりそこが。本当に迷惑かけたので、明日は切り替えてやる。(ラストシーズンだが)なるべく後輩に何か残せるように。来年も(神宮で)出来るように場所を残してあげたい。(明日は)自分のやれることをやるだけ。頑張ります」
◆江越大賀
「(今日は)初戦でみんな緊張したと思う。勝てなくて悔しい。(三塁打は)チャンスを作ろうと。追いつめられていたのでコンパクトに打った結果。(球種は)真っ直ぐ。(打撃は)夏のオープン戦でも調子が良かったので自信を持って臨めている。(藤岡投手は)球界を代表する投手なので、自分は挑戦者としてやった。今日はいいとこも悪いとこもあった。悪いとこを反省して練習を頑張りたい」
なお、次戦・対東洋大2回戦は9月5日、12:30から神宮球場で行われる予定。
■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分