優勝決定!熱戦制す価値ある勝利

[卓球部]秋季関東学生リーグ2部・日体大
 秋季関東学生リーグ2部・日体大戦が9月7日、墨田区総合体育館で行われた。結果は以下の通り。


チームの優勝を決めた渡邉=墨田区総合体育館で(草場早稀撮影)


連続得点で流れを呼び込んだ中村祥


怒涛の粘りで逆転劇をみせた加藤(右)、佐藤組


☆駒 大4―1日体大
○加藤悠二(商2)3―2猪股●
●高羽卓哉(営4)1―3手塚○
○中村祥吾(法1)3―1中川●
○加藤悠、佐藤 究(経2)組3―2手塚、竹前組●
○渡邉 賢(法3)3―1竹前● 

 大会3日目は、日体大と対戦。勝てば優勝が決まる大一番に挑むが、1番手・加藤悠が相手の粘りに苦戦。2番手・高羽はゲームを落とし、チームは流れをつかみきれない。しかし、3番手・中村祥がタイムアウト後の連続得点から勢いづくと、その後の相手の猛追にもひるむことなく勝利。続くダブルスが2セット先取され、あとがない展開となるが、加藤悠のドライブなど攻撃が決まりはじめ、逆転。その勢いのまま、5番手・渡邉もバックドライブなど積極的に攻め込み、相手を圧倒。熱戦を制した。これで駒大は最終戦を残し、1部昇格が決定した。

◆長崎隆志監督
「よくやってくれた。みんなのメンタル、心が成長してたくましくなってきた。(渡邉は)らしい試合だった。堅実でクレバーな試合ができるようになって頼もしい。次のチームのはずみになった。(優勝は)今回も優勝したけど苦しかった。1部定着できるように、日々の練習を頑張らないと。(明日は)勝って気持ち良く終わりたい」

◆橋爪克弥主将
「(今日は)勝ったら1部戻れるのはみんなわかっていたから、気合いをかけ直す必要もなかったし、みんないい流れで今日に挑めた。もし(中村)祥吾やダブルスが負けたら、ってことがみんなの頭にもあったから危機感持って団結して応援できた。(明日は)リーグ戦で戦うのはこれで最後だし、負けて終わるような終わり方にしたくない。明日勝ってこその優勝」

◆渡邉 賢
「(今日は)昨日オーダー聞いた時から回ってくる思っていたので、勝つ自信もあったし自分で決めるつもりでいた。2セット目でサーブがはいらなかったけど、ほかはよくていい試合ができた。これからにつながってくると思う。(優勝は)4年生を気持ちよく送り出すことはできたかなと思う。(明日は)出る人がしっかり勝って全勝で2部を終わりたい」

◆加藤悠二
「(シングルは)相手がしぶとくて、狙い球に絞って積極的にいくようにした。(ダブルスは)相手が予想以上にボールが返ってきて何してもダメってかんじだった。昨日も負けていたので今日はしっかり勝たなきゃと思っていたけど、まだ甘いなって。(優勝は)素直にうれしいけど、まだ明日がある。(大正は)春一緒に1部で戦ってきたチームで、実力もある。気持ちをしっかり持って頑張りたい」

◆中村祥吾
「(初勝利は)リーグ戦にあまり出ていなくて緊張したけど、ベンチの先輩たちのサポートもあって、のびのびやらなきゃいけないと思った。いいとこで相手がタイム取ってくれて、切り替えて攻めることができた。途中勝ちにこだわりすぎて流れが悪くなったとこもあったけど、最後の1本をとることができたとこは成長できたと思う。(明日は)目標は全勝優勝なので明日が勝負だし、負けたくない」

 なお、次戦は9月8日、大正大戦が10:00から墨田区総合体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
錦糸町駅東口下車徒歩5分

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