実力見せつけられ、王者・早大に完敗

[硬式テニス部]関東大学テニスリーグ【女子】1部第2戦・早大
 関東大学テニスリーグ【女子】1部第2戦・早大戦が9月9日、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。


粘りを見せ、健闘したS4の竹内=有明テニスの森公園で(小林萌子撮影)


鋭いショットで応戦したS5幸村


トータル 駒 大0―7早 大☆
D1 ●林・権頭0(3―6、2―6)2田中・大竹○
D2 ●川口・神保0(0―6、1―6)2伊藤・岩崎○
S1 ●権頭由梨0(1―6、0―6)2桑田寛子○
S2 ●林 樹莉0(2―6、0―6)2田中優季○
S3 ●丸田有花0(0―6、0-6)2大竹志歩○
S4 ●竹内ひかり0(0―6、6[4]―7)2伊藤絵美子○
S5 ●幸村沙也花0(4-6、3-6)2伊従智子○
※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント
D=ダブルス、S=シングルス
[]内数字はタイブレイクでの敗者のポイント

 D1林・権頭は序盤から相手の強烈なサーブやストロークに押される。要所でボレーやスマッシュを決めるが、最後まで流れを引き寄せられずに敗戦。
 シングルスではS5幸村、S4竹内の1年生が健闘した。幸村は鋭相手の多彩なショットに終始苦戦。鋭いストロークで食い下がるも、最後まで相手にペースを握られ、敗れた。竹内はファーストセットこそ奪われるが、続くセカンドセットでは激しいラリー戦を繰り広げ、タイブレークまで持ち込んだ。しかし相手の厳しいコースを突いたストロークを前に粘り切れず。シングルス上位陣も格上相手に実力を見せつけられ、1勝も挙げられないまま完敗を喫した。

◆江口淳一監督
「相手が強いというのは初めから分かっていたが、もう少し絡んで行かないと次につながっていかない。惨敗でした。今日はオーダーを少しいじったが、その子たちが負けはしたけど頑張っていたのは良かった。今後の3戦は絶対に負けられないので、全力で頑張っていきたい」

◆林 樹莉主将(営4)
「(今日は)ダブルスもシングルスも格上の相手で、チャレンジャー精神でやったが、もう少し粘ったりとかそういうプレーが出来れば良かった。ダブルスで初めて(権頭)由梨と組んで、不安もあったが、その中で自分たちのテニスで戦えるところがあると分かったのが収穫。みんなでチャレンジャーとして向かって行こうと言っていた。(次戦は)チーム一丸となって勝ちにいきたい」

◆竹内ひかり(営1)
「最初は格上の相手に崩されてしまった。セカンドに入って相手が足を痛めてからチャンスが沢山あったが、セカンドを取れるかもしれないと意識してしまったら、打てなくなって逆に狙われてしまった。(今日は早大戦だったが)なるべく長く試合が出来るように頑張ろうと思っていた。(次戦は)これまでの2試合は納得のいくものではなかったので、思い切って攻めの試合をしていきたい」

◆幸村沙也花(英1)
「初めて試合に出させてもらったが、緊張せずにリラックスしてプレーできた。相手もミスが多かったが、その分自分もミスしてしまったので、もっとゲームを取れたと思った。積極的に前に出てくる選手だったので、無理に打たずにチャンスを待つようにと意識した。(次戦は)とにかくリラックスして、自分が練習してきたことを出し切れるようにしたい」

 なお、第3戦・対亜大戦は9月11日、9:00から有明テニスの森公園で行われる予定。

■会場へのアクセス
りんかい線「国際展示場」駅下車、徒歩5分
・新交通ゆりかもめ有明」駅下車、徒歩8分。または「有明テニスの森」駅下車、徒歩10分

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