林、権頭、貫禄の勝利も入替戦へ

[硬式テニス部]関東大学テニスリーグ【女子】1部最終戦慶應大戦
関東大学テニスリーグ【女子】1部最終戦慶應大戦が9月15日、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。


今リーグ戦、シングルス初白星の主将・林=有明テニスの森公園で(水出綾香撮影)


トータル 駒 大2―5慶應大☆
D1 ●林・権頭1(6―4、5-7、2-6)0宇田川・藤岡○
D2 ●川口・神保0(1―6、1―6)2鹿子木・塩月○
S1 ○林 樹莉2(6―1、6[5]―7、6―1)1宇田川彩●
S2 ○権頭由梨2(6―2、6―1)0鈴木彩加●
S3 ●丸田有花0(2―6、3-6)2塩月ゆかり○
S4 ●幸村沙也花0(1-6、3-6)1鹿子木文○
S5 ●竹内ひかり1(2―6、6―3、1-6)2藤岡莉子○
※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント
D=ダブルス、S=シングルス
[]内数字はタイブレイクでの敗者のポイント

 最下位脱出をかけ臨んだ最終戦。ダブルス2敗で迎えたシングルス、S4の幸村がストレートで敗れるが、S5の竹内はファーストセットを落とすも、持ち前の力強いストロークで果敢に攻め込み、セカンドセットを奪い返した。ファイナルセットも勢いは衰えず激しいラリーを展開。健闘したが勝負所でのミスに泣き惜敗する。この時点でチームの負けは決まっていたが、ここから上位シングルス陣が奮闘。S2権頭が安定したプレーで快勝すると、S1の林もファーストセットを奪取する。セカンドセットは相手に粘られタイブレークの末にこれを落とすが、ファイナルセットは再び流れをつかむ。終始、ペースを乱すことなくコーナーをつくストロークを打ち込み圧勝した。林はシングルスで今リーグ初勝利を挙げるがチームは全敗で、最下位が確定。2部優勝校との入替戦に臨む。

◆江口淳一監督
「最下位で入替にかかってしまった。1部で1勝も出来ず、情けない。(去年)1部に上がったのは良かったが、2部のチームのまま戦いに入ってしまったのが悔やまれる。選手たちはよくやってくれたが、反省することばかり。(入替戦は)絶対に勝って、なんとしても1部に残留したい」

◆林 樹莉主将(営4)
「今回のリーグはシングルスで勝てていなかった。(今日)自分が入るときにはチームの負けは決まっていたが、勝って少しでもチームに貢献できて良かった。(今日勝てば)まだ入替にかからない可能性もあって、そういうプレッシャーがあったのでダブルスは勝ちきれなかった。入替戦ではダブルスで勝って、いい流れでシングルスにつなぎたい。(入替戦は)全員で一丸となって勝ちたい」

◆権頭由梨(国4)
「私のシングルスは先生(江口監督)と有明で出来る最後の試合だったので、思い切りやろうと思っていた。(今回のリーグ戦は)みんな応援を頑張ってくれたが、1部のチームは強くてなかなか勝てなかった。みんなで勝とうという気持ちが少し足りなかったと思う。(入替戦は)2部で1位の筑波が相手。ホームでやるので、頑張れば絶対に勝てる。悔いが残らないように」

 なお、1部2部入替戦は9月25日、9:00から駒大テニスコートで行われる予定。

■会場へのアクセス
東急田園都市線東急大井町線二子玉川』駅東口より『砧本村』行きバス乗車

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