後半に大量失点浴び、逆転黒星喫す

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第11節中央大学
 第85回関東大学サッカーリーグ戦・第11節中央大学戦が9月17日、国立西が丘サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


1ゴール1アシストの活躍を見せた湯澤=国立西が丘サッカー場で(河田奈津子撮影)


攻守にわたって奮闘した碓井


駒 大2―5中 大☆
 (1―0)
 (1―5)
【得点者】()はアシスト
11分:[駒]湯澤
48分:[駒]碓井(湯澤)
59分:[中]澤田(田仲)
61分:[中]安(高瀬)
64分:[中]大岩(林)
72分:[中]オウンゴール
88分:[中]林

【メンバー】
GK大石健太[2]
DF大木 暁[1]、三宅 徹[4](→71分板倉直紀[1])、林堂 眞[4]、砂川太志[4]
MF山崎紘吉[4]、碓井鉄平[2]、奥村 情[3]、濱田 宙[4] (→57分肝付将臣[4])
FW湯澤洋介[3] (→71分小牧成亘[1])、山本大貴[2]
【SUB】
GK檜山昇吾[2]
DF三澤祥馬[3]
DF川岸裕輔[1]
MF江川昇吾[4]
※[ ]内数字は学年

 互いに下位低迷をしている名門対決の相手は中大。立ち上がりは相手のパス回しに翻ろうされたが、その空気を一転させたのは湯澤だった。得点のドリブルで駆け上がるとそのままミドルシュートで先制点。その後試合は動かず前半を終了した。後半開始早々、またも湯澤の活躍から碓井のヘディングで追加を挙げるも、そこから悪夢の時間帯へ。サイドを中心に崩されると気付いたときには5失点。浮き彫りになっていた課題を再確認させられるとともに、集中力に泣かされる一戦となった。

◆秋田浩一監督
「5失点はがっかりだった。キーパーが一番気落ちしてしまって、精神的に弱いのも含めて情けない。(失点シーンは)左サイドがほとんど。濱田が抜けて山本が入ったが、失敗だったかもしれない。(途中出場の選手は)負けている状況で、ボールを取りに行かなければいけないのに見ているだけで、失点を重ねていってしまった。このメンバーでやっていくしかないので意識を持ってやっていく」

◆林堂 眞主将(現4)
「先制点と追加点はよかったが、監督に後半15分集中しろと言われたことができなかった。それができないのは駒大サッカーとして良くない。失点してから崩れないように意識したけど、そこで耐えられないのはチームの弱さでもあるし、自分がしっかりしなければならない。今後、チームとしてどういう形をとるのかが課題だと思う。(次節は)勝つしかないし、状況的に厳しいけど勝ちたい」

◆湯澤洋介(政3)
「先に2点取れたのはよかったが、その後5失点してしまったら意味がない。(課題は)一人一人が粘り強くやって、諦めないでやらなくてはいけない。集中力が足りないと言われていて、試合前にもよりスーパーな集中力でやれと言われていた。(自分は)前でためることは出来たが、自分も山本もディフェンスが出来ていなかった。(次節は)勝たないと2部に落ちてしまう。死にものぐるいで頑張る」

碓井鉄平(政2)
「最初に2点取れたのに後から5失点もしてしまったので、試合運びを考え直していかなければならない。(前半、中盤が空いていたが)FWを引かせるのか、自分が引くのかをはっきりさせろというのが、ハーフタイムでの指示だった。(失点は)2点取って守備の意識が薄くなってしまっていたので、次は意識を高く持って試合に臨みたい。(次節は)次も勝てるようにしっかり準備していきたい」

 なお、次戦第12節・対慶応義塾大学戦は9月23日、13:50から江戸川区陸上競技場で行われる。

■会場へのアクセス
東京メトロ「西葛西」駅から徒歩25分程度(1.7キロ)
東京メトロ「西葛西」駅から都バス臨海二丁目団地行「清新第三小学校前」バス停下車 徒歩約2分

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