無失点で抑えるも、好機ものに出来ず

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第12節慶應義塾大学
 第85回関東大学サッカーリーグ戦・第12節慶應義塾大学戦が9月23日、江戸川区陸上競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


好セーブ後に吠えるリーグ初出場の檜山=江戸川区陸上競技場で(佐藤 亮撮影)


堅実な守備で無失点に貢献した川岸


駒 大0―0慶 大
 (0―0)
 (0―0)

【メンバー】
GK檜山昇吾[2]
DF砂川太志[4]、川岸裕輔[1]、林堂 眞[4]、三澤祥馬[3]
MF山崎紘吉[4]、碓井鉄平[2]、奥村 情[3](→80分小牧成亘[1])、濱田 宙[4](→88分友廣壮希[2])
FW湯澤洋介[3]、山本大貴[2](→65分肝付将臣[4])

【SUB】
GK松浦和己[4]
DF大木 暁[1]
MF江川昇吾[4]
MF板倉直紀[1]
※[ ]内数字は学年

 後期初戦の相手は現在5位の慶大。立ち上がりから一進一退の攻防戦となるが、林堂のFKや湯澤のドリブルなどでチャンスを作るもゴールには至らず、0-0で前半を終えた。
 後半に入ると、慶大ぺ-スで試合が進んだ。駒大も何度か好機を得るが、あと一歩決めきれない。終盤には慶大の怒涛の攻撃を受けるが、リーグ初出場となった檜山の何本ものビッグセーブを始めとした必死のDFでゴールを守り抜き、スコアレスドローで試合終了。決定不足に泣き、勝ち点を分け合う形となった。

◆秋田浩一監督
「勝てる可能性も負ける可能もあった。先に点を取れていればよかったのだが、その前に無失点はよかった。ディフェンスラインで大きく選手を入れ替えたので意識が変わって出来ていた。しかしプレーの継続性が足りない。(檜山は)反応に関して良いキーパー。最後はよく止めた。何回かチャンスはあったが、うちは集中力が足りない。集中していなければ勝てない」

◆林堂 眞(現4)
「無失点で抑えようという意気込みがあったので、0に抑えられたことはよかった。課題は攻めこんだときにシュートまでいったり、苦しいところで頑張ってつないだりすること。(前節と比べて)監督から言われたことと、初先発が2人いたこともあって一人一人の意識に違いが出た。(今節から後半戦だが)勝ち点が取れたことがよかった。次は失点をしないことを意識して勝ちたい」

◆山崎紘吉(法4)
「勝てた試合だったから悔しかった。守備の意識を持てと言われていたので、今日は守備がうまくできてよかった。碓井と声を掛け合って連携をとれたのが良かった。でも相手10番をマークしきれなかったとこがあったのでまだまだ。ヘディングではじいてもセカンドボールを取れないとこも直さないといけない。まだ10試合あって優勝が狙えるので優勝目指して頑張っていきたい」

◆檜山昇吾(商2)
「勝てなかったことがもったいなかった。(好セーブは)たまたまだった。DFが寄せてくれたので。(初スタメンは)チームの状況が良くなくて勝つことが大事だったので、とても緊張した。(引き分けは)勝てたと思うので次頑張りたい。ゴールと前線の距離が遠かった。FWが勝ったら裏へっていうのを徹底してやることはしっかりやりたい。一戦一戦、駒大サッカーを徹底してやっていきたい」

◆川岸裕輔(歴1)
「全体的に0点で抑えられたからよかった。前回の試合を反省して、今回は守備の意識を強く持てていたので、集中できた。無得点だけど、チャンスは作れていた。次回はゴールの意識を持つだけだと思う。 自分は、足が早くないから、裏をとられないように準備をおこたらないようにする。今日は林堂さんをはじめとする先輩方に助けてもらったので、次回からは自分からDFできるよう頑張る」

 なお、次戦第13節・対筑波大学戦は10月1日、11:30から駒沢オリンピック公園総合運動場で行われる。

■会場へのアクセス
東急田園都市線駒沢大学」駅下車、徒歩15分

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