三村が2連覇!駒大勢は全階級で健闘

[空手道部]第22回関東学生空手道体重別選手権大会
第22回関東学生空手道体重別選手権大会が10月2日(日)、慶應義塾大学日吉記念館で行われた。女子組手は3回戦まで1分30秒フルタイムで6ポイント先取のトーナメント方式。


準決勝での同校対決も制し、2連覇となった三村=慶應義塾大学日吉記念館で(池田 初撮影)

回戦より2分フルタイムとなる。結果は以下の通り。

【女子50kg級】
準優勝   伊東佑季(商1)
ベスト4  飯島 希(社4)

【女子55kg級】
優勝    三村桃子(歴3)
ベスト4  荻野麻里(経4)
      廣瀬まり(仏1)

【女子61kg級】
準優勝   木原明日香(地3)

【女子68kg級】
準優勝   押鐘優美(政4)
ベスト4  竹井実都樹(経1)

 駒大勢は順当に勝ち上がり、登録のあった階級全てで決勝へ進出した。55kg級決勝には2連覇の懸かった三村が登場。序盤から1ポイント1ポイントを確実に奪い、相手を寄せ付けずに勝利を収めた。68kg級決勝に登場した押鐘は帝京大の強豪と対戦。2ポイントを先取されるが、中段突きなどで3ポイントを奪い逆転する。しかし最後は中段突きの一本を取られ、万事休す。惜しくも優勝とはならなかったが、インカレへ向け上々の結果を残した。

◆杉山俊輔監督
「登録した階級は全て決勝まで残ったのは評価できる。しかし実際に優勝したのは1人。今後、団体戦がメインになってくるので底上げをしていきたい。(良かったのは)勝ちにこだわれたこと。今日は勝率が良かった。今まで技術に目がいってしまっていたが、荻野とか普段試合に出ていないが3位にまで勝ち上がってくれた。これからもっと技術を詰めていきたい」

◆三村桃子
「一戦一戦決勝のつもりでやった。(同校対決は)後輩だけど尊敬できる。特に、技の精度や試合においての冷静さなどで自分の甘さを実感した。(決勝は)相手は技がしっかりしてる選手だったが、一発目が甘かったり、自分と同じ弱点だと思ったので先に攻めることを心がけた。(次戦は)個人では自分の責任だが団体はそうはいかない。もっと精進していって、一戦一戦万全な状態で望みたい」

◆木原明日香
「決勝までいかないといけない組み合わせだった。もっと決勝で競れる試合が出来ないと、インカレで帝京と互角に戦えない。良かったのは上段を中心に落ち着いてできたことで、悪かったのは2回戦からだったが動きが固かった。最初から自分のペースでできたら良かった。決勝では出合いと返しの使い分けが出来たら良かった。今後は決勝まで勝ちきれるように、精神面で自分を強めていきたい」

◆伊東佑希
「気持ちでは負けないようにできた。途中で脳しんとうを起こしてしまってあまり覚えてないが、良かった所は自分の形で勝負ができたところで、悪かったところは焦ってしまったところなので冷静に出来るようにしたい。(同校対決だったが)先輩が相手だったが、力まずにできた。まだ波があるのでコンスタントにできるようにしたい」

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