嘉数が猛打賞!3投手粘投で競り勝つ

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対中大1回戦
 東都大学硬式野球1部秋季リーグ対中大1回戦が10月4日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


右中間三塁打を放つ嘉数駿。嘉数はこの日3安打を放った。=神宮球場で(松井智子撮影)


6回1/3を4安打1失点と好投した井口(野木聡介撮影)


6回に勝ち越しの犠飛を放つ岡


中 大 001 000 000 1
駒 大 010 001 00× 2

      打安点
(4)小 林 400
(8)嘉数駿 330
(6) 岡  201
(5)白崎浩 300
(7)友 滝 310
(9)江 越 300
DH山 下 200
HD柴 田 100
(2)戸 柱 310
(3)増 本 300
     計2751

二塁打=友滝
三塁打=嘉数

    回   打安責
〇井 口6 1/3 2740
 小 倉  2/3 200
 白崎勇2   820

 2回裏、友滝健弘(政4)が左翼線際に二塁打を放つと、相手の失策が重なり先制。先発・井口拓皓(経3)が3回裏、無死2塁で、右前適時打を浴び同点に追い付かれる。打線は6回裏、嘉数駿(政4)が右中間への三塁打で出塁し、続く岡将吾(法4)が中堅への犠飛を放ち勝ち越し点を奪う。その後8回からはエース・白崎勇気(営4)がきっちりと締め初戦を白星で飾った。

◆小椋正博監督
「(先発は)野手が足を引っ張っているので代えてみた。井口で行った方が小倉、白崎勇と使いがってがいい。(継投は)いつも僕の判断で引っ張って失敗しているから(今日は)良かった。このリーグは勝たないと辛い。(嘉数は猛打賞だが)彼はいい。くせがない。彼のことは重宝している。足も速いし、2番に打ってつけ。(最近は)大スランプでね。監督に怒られて怒られて。打った本人よりこっちの方がうれしい」

◆岡 将吾主将
「(今日は)全員で粘れた。明日につながるいいゲームだった。(6回の犠飛は)ここでなんとかしよう、どんな形でもいいから1点をと思って打席に入った。打った球はスライダー。(5試合ぶりの勝利だったが)粘り強くいいゲームができた。(明日は)今日のように粘って勝利はもちろん、思いきってプレーしたい。(残り試合は)結果よりもやれることをしっかり。精一杯プレーしたい」

◆小倉元平(営4) 
「監督から僕と白崎勇で行くと言われて準備はしていた。(無失点投球を続けているが)自分ができることは限られてるので白崎、井口を助けるのではなく自分の力を出そうと。力以上のことは出ないので思い切っていけた。(嘉数は)頼もしい限り。あいつもよくピッチングのアドバイスをしてくれて、そういう奴が活躍してくれてうれしい。(明日は)与えられた場所で与えられた役割を果たしたい」

◆嘉数 駿
「(前カードは)気持ち的に多少、弱気になっていたかなと。(5連敗は)打ちたい打ちたいって思っているのが悪い方に行ってしまったと思う。今日積極的に行ってそういう雰囲気を打破できて良かった。(6回の三塁打は)インコースのスライダー。チームがこういう状況で4年生としてはチームに貢献したいと思ってたのでうれしい。(3安打は)相手もいいピッチャーなんでとにかく積極的に行った結果」

◆井口拓皓
「(今日は)粘るとこで粘れた。投手が粘れば勝ちにつながると思う。(5試合ぶりの勝利は)厳しい状況は変わらないが、チームの雰囲気も悪かったので、今日の(勝利)で少し良い雰囲気になったんじゃないかと。ピッチングも流れを変えるような投球をしようと思っていた。(今季2勝目だが)自分の勝ちよりもチームの勝利の方が大事。今日の勝ちはいい意味で忘れて、明日また新たに頑張りたい」


 なお、次戦・対中大2回戦は10月5日、10:00から神宮球場で行われる予定。

神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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